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サウザーの白熱教室

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#ラジオ

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第四話(最終話)
コンプレックスとの向き合い方。本作は不動産・事業系のオーディオではあるが、終盤には精神的な話題が中心となっていく。

なぜか。それは全ての行動が、精神を出発点としているからだ。早速、結論から述べてしまうと、人はコンプレックスに駆動されて行動している。コンプレックスーーもはや日本語として定着しているこの単語を聞いてイメージするのは、まず外見コンプレックスだろう。歯並びが悪い、目が小

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第二話(全四話)
「マーケットインの徹底」
チャケウピーさん流の商売を一言で表せば、こうなる。

商売は大別すると、マーケットイン型とプロダクトアウト型がある。マーケットイン型とは、市場つまり顧客が欲する商品に応えていく、商品を供給していくという商売のスタイルだ。顧客には「こういうものが、これくらいの値段で欲しい」という明確な需要、ニーズがある。これに的確に応えることにより、商品は売れる。この商売

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第一話。

本オーディオはわかりやすく分類すると富山の天才投資家シリーズです。大家を目指している人や、大家×事業家ってどんなもんか?と思っている人に役立ちます。
詳しい商品紹介は、vol.2以降でヤコバシさんがやってくれるんで、彼の素晴らしい説明を待ちましょう。おかげさまで僕は好きなように筆を走らせることができる。

チャケウピーさんはあんまり表には出て来ない人ですな。自分を語らない。
ちょっと話

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どうしてただ生きて行くだけの事がこんなにもキツイのか?
どうすればもっと楽に生きられるのか?

そんなことを考えて、抜け道を見つけて、実践する、そう言うテイストでネット芸人活動を続けてまいりましたし、今後も細々とあんま目立たずに「知る人ぞ知る」のポジションで発信のお仕事をやっていけたら良いなとか思います。どっかで意に反してまたブレイクすることもあるやもしれませんがの。さて新年も明けましたので、白

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第二話(全六話)

「この資料のこの部分!ロジック通ってねンだよ!あぁ!?」

反射的に内臓が縮むのを感じる。

こうして上司の怒号を聞くのは何度目なのか、わからない。

胃が、心臓が、キュッと縮むこの感触。

いずれは慣れると思っていたが、未だに慣れそうな兆候はない。

延々と続く上司からの罵倒のシャワーを頭から浴びながら、それでも心の奥底まで抉られぬよう、彼は懸命に遮断のバリアを張っていた。

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第三話(全六話)

エリート高給勤め人。そしてその筆頭であった「銀行員」という職業。

かつては多くの人が憧れ、望んだこの生き方に疑問符が付くきっかけとして、2013年夏のドラマ『半沢直樹』は外せないだろう。

それまであまりオモテに出てこなかった「銀行」という会社組織の内側。

そしてそこで働く者達の一部を切り取って見せたあのドラマは、あくまでフィクションとはいえ、少なくない影響を世間にもたらし

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第四話(全六話)

「逃げられない場所に追い詰められてるブタはジッと我慢して反撃しない」

これは作中で発せられた一節である。

この一節を読んだだけでも、じっとりとした嫌な汗を感じる読者もいるかもしれない。



「追い詰められてるブタ」



この限りなき蔑称は、多くの要素をはらんでいる。

第四話ではこのブタが作られるまでを解説していく。



第三話で述べた通り、銀行という組織はその儲け方

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第五話(全六話)

この資本主義には、多くの罠が張り巡らされている。

その罠とは、カネについての罠である。



いかに他人の財布に穴を空け、その中身を抜き出すか。



ただしそれは当たり前だが合法的でなくてはならない。

また、警戒されて財布の紐を締められて穴を塞がれてしまわないようにするにはどうすれば良いか。

そういうことを日夜、真剣に、本気で考え続けている者達がいる。



大組織とな

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第六話(最終話)

一度、腰まで浸かったら、抜け出ることはできない銀行員という職業。

その仕事の特殊性により転職しやすいスキルが身につきにくく、強い同調圧力で盛大な結婚式、新車、新築の住居、生命保険、等々…銀行員はその人生に多くのロックをかけられていく。

これらの支出を下支えする高い年収がまた秀逸で、この年収が高いばかりに年収ダウンの転職を受け入れ難くし、ローンの支払いがあれば事実上、転職でき

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