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女の園のホク


わたしは何をやっても続かない。
そんなこんなで、様々な職を転々としてきた。




「飛んだ」経験はあるだろうか?
わたしの最短飛記録は3時間。
休憩中に飛びました。
バイトを飛んだあとにすることは唯一つ。
スマホの電源を切る、のみ。
あとは眠りましょう。





長年保育士として様々な園を転々としてきた。
わかったことがある。
女の園で、わたしは生きていけない。




女の園ではいつでも冷戦が繰り広げられている。
みんなに配られるおかしは
気遣いのかたまり。
コソコソと話している部屋に
入ってしまったあかつきには、
気まずくて気まずくて仕方ない。
女の園ではいつも周りには敵しかいないのだ。





おかしをもらって「ありがとう」
という気持ちになれるか?
わたしはいつも思う。
旅行の土産や入退職の際のおかし、
節目節目のおかし。
おかしに罪はない。
おかしが何かを解決してくれるのか?
おかしに何かを託しがちなみなさん。





コソコソと秘密話をする。
〇〇さんがアーダコーダ。
女の仕組みはわからない。
何がきっかけになるかなんて予測不可能。
標的はいつも変わる。
女は生まれたときから既に
群れの素質が備わっている。
幼稚園の時からそうだ。
わたしはどこにも群れたことがないし、
フラフラと猫のように自分のことしか考えず
生きていたいのに。





女に生まれたことを後悔する。
女は古来から狩りに出ていく男たちを見送り、
女の群れで木の実を集めたり、
身の回りのことをしてきた。
すなわち群れる習性というのは、
女の遺伝子に組み込まれてしまったもので
仕方のないことなのだろう。





遺伝子を無理やり変えようとするものならば、
同性から反逆者とみなされ叩かれる。
目の敵にされ、生きづらくなる。
時代とともに変化したい遺伝子を
年寄りたちが止めにかかり、
生きるための労働を諦める若者が
止まらないのだ。





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