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技術士二次試験対策

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技術士試験に関するTIPを掲載します。
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記事一覧

問題と課題

問題と課題

技術士二次試験で論文を書くとよくいわれる問題と課題を意識して書けという説明があります。私の解釈として書いたものを挙げます。

1.問題と課題は、国語辞典と意味が違う国語辞典で意味を調べました。当時、私がこの意味を理解できなくて調べたことがあります。

2.”問題と課題”はビジネス用語ですビジネスの世界では、
問題:現状とあるべき姿(理想)に対しての差
課題:問題を解決するためにやること
国語辞典と

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受験申込書をどうやって書く?

受験申込書をどうやって書く?

受験申込書内の業務経歴詳細について、受験時に苦労した点を元に記載の要点を書きました。
なお、私は平成30年度受験で現行の試験制度前のため、平成3年度の受験要領を一読して気が付いた点を記載しました。気になる方は、日本技術士会の公式資料の確認や問い合わせをすると万全です。

1.業務経歴詳細1.1 概要

720文字で自分が担当した業務内容を記載します。
記載内容は、業務経歴でも業務内容を数件記載しま

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デジタルトランスフォーメーション

デジタルトランスフォーメーション

デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)について調べました。ニュースでみるとなんでもDX感があります。ここでは機械設計分野で考えました。

1.DXってなんだっけ?1.1 定義を整理する

DXは突然変異するのではなく、段階を踏んで進めていくという説明で、この説明が一番理解しやすいと考えます。また、DXは、経営層と情報システム部門との連携が必要になってくると考えます。

1.2 DXの事例

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論文事例:機械部門(選択科目:機械設計)II-2

論文事例:機械部門(選択科目:機械設計)II-2

2018年に技術士(機械部門)、選択科目:機械設計を受験したときの論文作成例を元に注意した点を書きました。私が3年前に書いた論文を自己添削しました。
論文どうやって書いたらよいだろうと悩む方がいると思いますので、私が3年前に書いた論文を自己添削しました。

1.当時の論文作成例

1.1 選択科目II-2を選んだ理由

II-2は600文字原稿2枚(1200文字)で回答する問題です。
II-2は、

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論文事例:平成28年度機械部門(選択科目:機械設計)III-1

論文事例:平成28年度機械部門(選択科目:機械設計)III-1

私が2018年に技術士(機械部門)、選択科目:機械設計を受験したときに作成した論文です。
この論文は、受験を志した年の2月ごろに書いた論文で丸1日資料を調べながら作成をしました。受験半年ほど前はこのぐらいレベルでも勉強を積み重ねれば合格は十分可能だと考えます。
自分の不十分さをさらすことになりますが、受験者に力になればと思い記事を書きました。ご興味がありましたらお読みください。

1.問題と当時の

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論文事例:電気電子部門(選択科目:電気設備)III-2

論文事例:電気電子部門(選択科目:電気設備)III-2

論文作成例として昨年添削しました復元論文を紹介します。
本論文は、令和2年度に受験されましたO様の復元論文でありご了承いただき公開をしています。改めてこの場を持ちましてお礼申し上げます。 なお、復元論文のため、試験で回答した論文と相違があると思いますが、ご了承のほどお願いします。

本論文は、電気電子部門のため機械部門とは専門技術は違うものの、作成にあたる工夫点・留意点は機械部門の受験の方でも同様

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論文事例:電気電子部門(選択科目:電気設備)I-2

論文事例:電気電子部門(選択科目:電気設備)I-2

本論文は、令和2年度に受験されました方の復元論文でありご了承いただき公開をしています。改めてこの場を持ちましてお礼申し上げます。 なお、復元論文のため、試験で回答した論文と相違があると思いますが、ご了承のほどお願いします。

Iは必須問題であり、他部門との融合された試験の出題例もあります。
例えば、令和2年度電気電子部門(選択科目:電気設備)のI-1は、サプライチェーンマネジメントを中心として農業

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受験時に活用した文献紹介

受験時に活用した文献紹介

私が技術士受験を受けようとしたきっかけと受験勉強時に使った文献を紹介します。どんなものを使ったらいいか迷っている方はお読みいただけれはと考えます。

なお、私が受験した部門は機械部門、選択科目:機械設計です。就職2年目の頃、仕事もうまくいかず周りから叱られ続けていたときに、設計者や技術者って何をもってプロなんだろうと?すごく迷っていた時にとある記事を見つけました。

世の中に技術士という資格があり

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筆記試験でコンピテンシーをどう表現する

筆記試験でコンピテンシーをどう表現する

令和元年度(2019年度)から筆記試験の評価項目として「コンピテンシー」という言葉が導入され、戸惑っている方が多いのではないでしょうか。
当記事では、筆記試験時に試験時にどのような点を意識したらよいかを書きました。受験を志す方は、有能な方なので無意識におこなっているので、やって当然と考えていると推測されるため、かえって難しいのかもしれません。そこで、筆記試験でどうやって文章で表現するかを考えました

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必須科目Iの設問(4)の記載について

必須科目Iの設問(4)の記載について

必須科目Iの設問でこういった技術者倫理に関する設問を見たことはないでしょうか?

この設問をみて戸惑ったことは多いのではないでしょうか?
私は、令和元年度の試験制度で受験していませんが、自分だったらこう考えると視点で考えました、

1.業務遂行にあたり〇〇技術者としての倫理、社会の持続可能性って?この2つは、技術者倫理のことと解釈しました。
論文で書く場合は、日本技術士会に技術士倫理綱領があります

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勉強計画を立てる

勉強計画を立てる

こちらは、技術士二次試験を1~2回で合格したい人向けに書きました。私の事例を元に解説をしていきます。
本記事では、私の試験勉強結果を元に試験計画の作成や時間のかけ方を解説していきます。

1.私の試験勉強記録上表は私の試験勉強時間の概要です。
表は、横軸を月ごととし、縦軸タスクごとに集計をしています。
私は、平成30年度技術士二次試験(機械部門)、選択科目「機械設計」で受験をしました。全勉強時間は

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機械系技術者の資格について

機械系技術者の資格について

技術士1on1の際に、機械系技術者の資格の話がありましたので、内容をまとめました。

1.機械系の資格試験ってどんなのがある?資格には、医師、弁護士、公認会計士といった業務独占資格と、技術士や労働安全コンサルタント等の名称独占資格の2つがあります。

機械系では業務独占資格はほぼなく、いくつかの資格があります。

・技術士(機械部門)/ 技術士第二次試験
・技術士補/ 技術士第一次試験
・労働安全

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