見出し画像

イギリスで働くという事     ~YMSビザ編②~

いつも読んで頂いてる方、ありがとうございます。
そして初めて読んで頂けた方、はじめまして。
Mech's Lifeです。どうぞよろしくお願いします。

前記事のYMSビザ編①では、YMSビザの魅力と、募集するための資格についてまとめました。
↓↓↓こちらになります!

その続きとなる今回の記事では
・応募の流れ
・申請の流れ
・イギリス入国後の流れ

についてまとめていこうと思います。

YMSビザへの応募

前記事で解説した資格をクリアしてるから、
早速応募だ!と意気込んでいるそこのあなた。
気持ちは分かります。はい。
とりあえずこれからの事を落ち着いて
聞いてください。

応募にあたって何をすれば良いのか?
その答えはずばりメールを1通送るだけ!
必要事項を記載したその1通のメールを
指定されたアドレスに送るだけで応募完了なんです。

しかしここで一つ目の壁があるわけです。
YMSビザへの応募は
通年行っている訳ではありません
現在のルールでは、毎年1月7月計2回のみ
となっています。
しかも各回2日間48時間のみそのアドレスが
応募の為に開かれるという仕組みに
なっているわけです。
365日、8760時間の内の
たった計4日間、96時間です

一年の内の1%ちょいのそのタイミング。
そんな貴重なタイミングを逃さぬように、
常にYMSビザについての情報を
確認する事をおススメします。

壁とは言っても、タイミングさえ逃さなければ
良いわけですから、難しい事はありません。
その壁にある扉が開いたタイミングで
くぐれば良いだけの話です。

しかしここから話す第2の壁が問題です。
あなたが送ったその1通のメール。
それは抽選への参加表明にしか過ぎない
という事なのです…。
そう。このYMSビザは完全なランダム抽選によって、
申請可能者を選出する仕組みなのです。

その定員は1000名。
1月に800名、7月に200名の計1000名を、
抽選によって選び出すわけです。
加えて、前記事でも触れたようにイギリスで2年間、
仕事も勉強も出来るという魅力も相まって、
その倍率はとてつもなく高いのです…。
(先着式を採用していた時代では、応募開始と同時にアクセスが集中し、サーバーが落ちた事があったほど…。それを受けての抽選方式になったとか)

という事で、もうお気づきかとは思いますが、
受かるも受からないも全てあなたの運次第!
というのがこのYMSビザの大きな壁というわけです。
更に1年の間に2回しか応募のチャンスがないわけですから…。
仮に18歳から毎年応募し続けたとして、30歳までに
26回しかそのくじは引けないという事になります。
多いと思うか、少ないと思うか…。
あなたの引きの強さの見せどころでもあります。

大事なことなので2回言わせてください。
受かる受からないも、全てあなたの運次第!

YMSビザの申請

さぁいよいよ抽選発表日です。
幸運にも当選した人には、当選確認メールが届き、
その後、申請可能通知や必要書類などに関するメールが送られてきます。

このメールを受け取った瞬間、頭が真っ白になり、
ガタガタと震えてしまったあの日の事を今でも思い出せます。
この1通のメールでその後の人生が変わるわけですから…。

メール受け取り後、
オンラインでの申請・申請書の作成
へと進んでいきます。
GOV.UK のサイトから申請用のページにアクセスし、
必要事項を記入していく事になりますが、
言わずもがな。もちろん全て英語です。
特に難しい事を記入するわけではなかったと思いますが、
過去の渡航履歴やら違反歴やらと、とりあえず面倒くさくて、手間がかかるといった記憶があります。
僕自身は留学エージェントを利用して、そちらに
申請書の作成は丸投げしてしまっていたのですが、
個人でも全く問題なくできます。
渡航前に英語に慣れるという意味ではアリかもしれませんね。

もう一つ大切な書類として、
英文の残高証明書等が必要になります。
それ以外にも通帳や、取引明細書でも可能とありますが、
(もちろん英文or日本語版取得後に翻訳されたもの)
僕は英文版の残高証明書を、
銀行で作ってもらった物を使用しました。
その証明書への必須記載事項等も GOV.UK に載ってますので、作られる前に、一度確認しておくことをおススメします。

ビザ申請料金も忘れずに支払ってくださいね!
その支払いもオンラインでのカード決済になるので、チャチャっと済ませてしまいましょう。

申請・申請書の作成、資金証明用の書類の準備、料金の支払いが終わったら
VISA申請センターのアポイントメントの予約をオンラインで行います。
ちなみに申請センターは東京・大阪の2か所のみですので、
地方の方は、宿泊施設等も考える必要があるかもしれませんね。

予約当日、申請センターでは書類の確認と、
指紋の採取や顔写真の撮影をする、
生体認証登録を行います。
顔写真はBRPカード(生体認証居住許可証、後程詳しく説明します)
指紋はイギリスでの入国管理等で使用されます。
(ビザ取得後、イギリスに入国する際に、入管で指紋をピッと実際にさせられました)
そして無事に書類確認と生体認証登録が終わると、
パスポートはその後審査の為にフィリピンのマニラに送られます。

審査期間は2~3週間程と言われていますが、
状況により変動しますので、気長に待ちましょう。
無事に滞在許可証(この時は30日のみの許可証)付きのパスポートが
返却され、飛行機の手筈を整えれば、
あとはイギリスへの入国が待つのみです!
ちなみにパスポートと共に一枚の手紙も添えられています。
これはイギリス入国後に受け取らなければいけない
BRPカードについての大事な書類ですので、
同封されている事の確認後、しっかりと保管してくださいね。

イギリス入国後の流れ

ここまでだいぶ長く書いてきてしまいましたが、
終わりまであともう少し。
一気に書き上げてしまおうと思います。

返還された入国許可証付きのパスポートを使って、
早速イギリスへ入国です。
以後のトラブルを避けるためにも、
eゲートではなく、入管のカウンターへ行って
しっかりとスタンプを押してもらってください。

そしてここからが重要です。
入国後10日以内にBRPカードを受け取ってください
あなたの2年間の滞在許可を証明するものが
このBRPカードになりますので、受け取り後も
しっかりと保管する様にお願いします。

画像1

このようなクレジットカード大のカードです。
ここに滞在可能期間、ビザステータス、生体認証の情報などが
ギュっと詰まってますので、とても重要です。


そのカードの受け取り場所は、先程の説明に出てきたパスポートと共に送られてきた手紙に書いてある住所のPOST OFFICEになります。
この住所はオンライン申請で申請した
イギリスでの住所を元に決められるようです。
僕の場合は語学学校の最寄りのPOST OFFICEでした。

まぁイギリスのクオリティなので、
受け取り期間については、
"10日以内に受け取れればラッキー"
くらいの気持ちでいた方が良いと思います。
でも余程の問題がない限りこの期間内に
受け取りができるはずなので、余裕をこき過ぎて
うっかり10日間を過ぎない様に注意しましょうね。

BRPカードの受け取りまで終わったら、YMSビザ完結です!
いやぁお疲れ様でした。長かった…。
さぁこれから先、2年間のイギリスでの
新しい生活が待っていますよ!


まとまりがなく、
だいぶ長くなってしまいましたが…。
ここまで読んで頂けた方がいらっしゃいましたら、
ほんとに感謝です。ありがとうございます。
2章で何とかまとめましたが、ここでは書ききれない程の細かい注意点等はまだまだ沢山ありますので、
下記にあるリンク先等を利用して、
各自でご確認される事をおススメします。
同じように最新情報のチェックもお忘れなく!

イギリスで様々なカルチャーに触れられるその2年間は、
あなたの人生において、かけがえのない貴重な時間に
なると僕は信じています。
応募資格を満たしているそこのあなた。
一生に一度の運試し。
試してみる価値はありそうですよ。

↓↓↓リンクはコチラから
・GOV.UK

・日本ワーキング・ホリデー協会

・ロンドン留学センター
https://www.london-ryugaku.com/

YMSビザに関する動画も作りました! 
その他動画も今後上げていきますのでよろしければチャンネル登録を!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?