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ようやくの社会復帰 この2ヵ月がもたらした変化とは

2ヵ月以上にも及んだ休職期間を終え
ついに社会復帰を果たした、Mech's LifeのHIROです。

この2ヵ月間、あれだけ望んでいた仕事への復帰。
未だにコロナの感染に対して、充分な注意が必要な中での
仕事再開は、一体どのようなものだったのか、振り返ってみます。

全員がテスト受診

出社に先立ち、会社の準備したテスト機関で全員が受けさせられました。

そうです。あの鼻グリグリのテストです…。地味に痛かったな…。

結果は全員がネガティブ。
現段階ではウイルスを職場に持ち込む危険はないという事で一安心。
これでとりあえずは、みんな安心して職場に復帰できるという訳です。

イギリスでは、誰でも自由にテストを受けられるわけではなく
症状がある場合のみしか公共のテストは受けられなかったので、
仕事への復帰の前に、事前にテストをしたかった僕にとっても
これは良かった点でした。

全員のマスク着用義務

あのイギリス人がですよ…。
信じがたい事実です。

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テスト時に配られた黒いマスクが配られたのですが、
それを職場内で全員が着用しているという…。
傍から見れば異様な光景ですが、
今日の状況下では驚かれるような事ではないでしょう。

人との接触が増える=飛沫感染のリスクも増える
それでもイギリス人は頑なにマスクを着けません。
文化というか、習慣に裏付けされた行動はなかなか変えられませんね。
会社という集団の中での感染防止の為、着用を義務にした事は
特にイギリスにおいて、感染予防に大きな効果があると思いました。

義務を命じた社長。Good idea です!

お昼は外でピクニック

どこかみんなで行くわけではありません。
会社の裏のスペースにピクニックテーブルを新たに設置して
そこでお昼やらティーブレイクやらをするというわけです。

以前は食堂でみんな集まっていたのですが、
小さな部屋での密集を回避することで、感染予防への配慮ですね。

はい。三密は控えましょう。

ここのところイギリスは大変に珍しく晴天が続いております。
そんな時に外でのランチは気持ち良いですね。
感染予防だけでなく、リフレッシュにもつながるし一石二鳥か。


以上の様にいくつかの感染予防の為の措置の中
無事に仕事に復帰する事ができました。

いわゆるこれも "New Standard" の一部なのでしょうか。
新しい標準として、その変化に慣れていかないと
いけないという事でしょうかね。
もっと大きな "普通の変化" がこの世の中に起きていますし、
このコロナとやらは、ほんとにこの社会に大きな変革のタイミングを
もたらしたのだと、身をもって感じております。


そんなこんなの社会復帰1週目。
ブランク明けでも全くの容赦はなく、初日から全開、休憩もろくに取れず。
ゆっくりと本調子に戻そうという目論見は開始1分で崩れ去ったのでした。
Dead Lineは厳しく決められている仕事柄、後半に仕事を溜めない様
自分も含め同僚も、なかなかの Hard push をした1週間でした。

水曜日辺りから皆の口癖が "Tired" (疲れた…)に…。
そりゃそうだ! 初めから飛ばし過ぎだっつぅの!
皮肉なものに、仕事再開から3日で休みを熱望するという…。

でもやっと "自分" が戻ってきた感覚があります。
仕事人間というものにはなりたくないと思っていますが
間違いなく自分の中のかなりの部分を
今の仕事が占めているのだなと改めて気づかされました。

イギリスまできて、好きなことで飯食ってんだろう?
休んで楽ばっかするためにここに来たわけじゃないんだろう?

その通り。またここから頑張れそうです。


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