詩『アルコール推し』

そそ

ガラスの

からだ。

乾杯の

相手が

人間でも

透明でも。

記憶が

うつろに

変わるまで。

行く当てのない

希望の地に

向かって

飛び立つ。

腹の右下が

きしんでも

身体からだの中を

つた

しずく

このままの先が

白い灰でも。

破滅への

接近は

安心材料。

口から

遠ざけて

丸3年。

脳から

あふれるほど

注ぎたい。


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