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私が願う世界

始まりの季節といわれる春。そして、今日は春分。

そんな区切りの日に私のお仕事コーチングにおける自分の考えを新たな切り口で書いてみます。

===参考:私の考えるコーチングとは===

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本日のテーマ

どんな世界を願ってコーチングをしているのか。


私は、等身大の自分自身を認め、自分の人生を歩む人を増やしたい。

高校生のとき、私は劣等感に苛まれていました。自分はなにひとつ特別なものはないと。

学校へ行っている間は友人と楽しく話す普通の明るい高校生を演じていました。

それでも、度々学校を休み他人と比較しては、「私なんていてもいなくても一緒、存在の意味は特にない」と布団の中で一日中寝ながら考えていました。

その後、大学で様々な人と出会う中で、少しずつ「こんな私でもよいのだ」という気持ちも出てきましたが、劣等感と存在への疑問はあり続けました。

そして、会社は日本では誰もが知るメーカーに入りました。少しでも自分の存在が認められるような気がしたから。子会社出向を含む、5年のキャリアで製品開発や新規事業企画、マーケティング業務を行ってきました。

メーカーにおける一連業務(企画開発~施策)までを担当し、実務的なスキルを数多く身に着けることができました。しかしながら、自分の存在を認めることはできませんでした。

自分の生き方やキャリアを模索する中で、コーチングに出会いました。

どんなネガティブな感情もリソースである、という考えが「私なんて意味がない」と思っていた自分に生きる意味を教えてくれました。

劣等感があり続ける、存在意義のわかっていない自分も自分である、と等身大の自分を認められるようになってきました。

リソースとして活用するにはどうすればいいのか、前向きに捉えられるようにもなりました。

同時に、同じように自分自身を認められない人達に対して、コーチングというアプローチでそのままの自分を認める一歩を踏み出してほしいと思うようになりました。

そして、コーチングの資格を取得し独立して自身のキャリアを歩み始めました。

これまでコーチング時間150時間、延べクライアント数30人に対して、コーチングを行ってきました。数自体は大きなものではありませんが、私のできる限りの力をささげてクライアントの人生に寄り添っています。


社会状況の変化によって、改めて自身のWell-being、幸せな生き方を探している人が多いことを感じています。

日本は世界的に見ても幸福度が低い国。

単民族国家であるが故に、他人との比較が多いことも一つの理由だと考えています。無意識のうちに他人と比較し、私のような劣等感を持っている人が多いことを肌で感じています。

そんな人達に対して、等身大の自分を包み込む力、そして前向きな一歩踏み出せる力を引き出す、そんなコーチになりたいです。


追伸:今後のプラン

今、私は海外のコーチング心理学を学べる大学院へ出願準備を行っています。

大学院に入ったら、「幸せとは何か」「文化、教育の違いが価値観にどう寄与しているのか」を国際的な環境の中で科学的エビデンスを踏まえた知識を蓄えていきたいと思っています。

そして、論理面でも実践面でも知識と経験を積み上げ、将来的には国境を超えて等身大の自分を認められる人を増やしていきたいです。


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