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「火垂るの墓」の感想

スタジオジブリ作品で、戦争をテーマにした映画「火垂るの墓」を見てみました。この作品、海外の友達から、見たよ!ってよく言われるんです。(だから見ました😅)

一言でいうと、すごく悲しいお話。まあ、戦争の話だから楽しい話でないことは想像がつくんですが、なんというか、1個人に着目したお話になっているので、感情移入がしやすいのかなと思います。

例えば、コロナウイルスの感染者数も、何百人とか何千人とか言われてもピンとこない人は少なくないと思います。でも、その亡くなった1人1人の家族や人生を深く知っていると、たった1人でも、その数字は大きな値になりますよね。(例えになっているでしょうか?笑)

「火垂るの墓」では、戦争に行った父と、病気持ちの母、そして小さな妹を持つ少年にスポットライトが当てられています。空襲の恐怖や家族の死など、彼の身に起こる様々な出来事。これは、彼が特別かわいそうなのではなく、きっと同じ体験をした人が山ほどいたのではないかと思います。


ところで、日本の映画は、日本が受けた戦争での被害やその悲しみを伝えるようなもの(どちらかというと日本が被害者の目線)で描かれるものが多いような気がします。というか私は、日本が加害者として描かれているような映画を見たことがないです。でも、戦争の犠牲者としての日本、他国に対して残虐な行為をしてきた加害者としての日本、その両方の視点から映画を見てみたいなぁと思っています。もし、日本が加害者として扱われているような映画を知っていたらぜひ教えてください☺(海外の映画でも、ぜひ教えてください!)

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