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新入社員、先輩必勝法。

▲▽ME✕WORK△▼

こんにちは、MEです。
今回も引き続き、仕事について。

ワタシは実は商社の営業として働いていました。

新卒入社2年半勤務してきましたが、
今年の2月に晴れて異業種異職種に転職をしました。
(何だか転生もののタイトルみたい)

これまで営業として働いてきた経験や学びを、忘れないうちに残しておきたくて。

そして、読んでくださっているアナタにも元気をおすそ分けできたら良いなと思っています。


これであなたも先輩に勝てる。
新入社員、先輩必勝法。スタート。

今回は、以前の投稿で少し登場した私の先輩とのお話をします。

ここから彼を、Yパイセンと呼ぶことにします。簡単に紹介します。

▶Yパイセン(30代前半)高身長細マッチョ
•営業マン歴10年目
•愛嬌 Lv.100000
•ポジティブオブポジティブ
•飲み会の二次会でカラオケの合の手がプロ(特に大塚愛のさくらんぼ)
•後輩からの支持率No.1
•隠れExcelマスター

文字面からしてもチャラい、明るい、活気付いてる。さらに要領もよく、仕事ができる。

私が担当したお客様は、Yパイセンと共通のお客様だったため、初めは私の社用携帯は壊れているかのように鳴らなかった。着信ナシ。それはそれで怖い。

もちろんお客様には選ぶ権利がある為、わざわざ新入社員で、知識も無さそうな私を選ぶわけがない。仕事が増えてしまう可能性だって出てくる。

そんな私は、Yパイセンから振られる仕事をさばく毎日。
少しずつ、依頼がもらえるようになっていくものの、自分がやっている案件で先輩に連絡が行ってしまうときの悲しさは計り知れなかった。

毎日、早くYパイセンに追いつきたくて、追い越したくて、苦しかった。

自分なんて、居なくても回る。
その事実がひどく胸に突き刺さっていた。

「先輩に勝つ。」

今となっては、比較する必要も勝負する必要もないのだと分かるのだが、その時の私にとってはそれが全てだった。

それなら何でどう勝つか。

先輩にできて、私にできないことを挙げたらきりが無い。だけど、むしろ『今の私にできて、先輩にできないこと』って何か。

お客さんから引っ張りだこの先輩は、お客さん一人あたりの打ち合わせ時間は、30分〜1時間。ざっと計算すれば、1日に多くても5人のお客さんにしか会えない。

対して私は、気持ち良いほどにまっさらなスケジュールだ。ベースはアポ無し定期訪問で、運が良ければ案件がもらえるというようなもの。だから、訪問所要時間は、お客さん一人あたりせいぜい15分〜30分程度だった。

なんだ、そういうことか。
呼ばれてから行くのでは、後手。

先手必勝。

呼ばれる前に行く。呼ばれてないのに行く。

それこそがまさに、『私にならできる事』だった。

少しずつ関係性も構築され、案件を用意してくれていたり、私の訪問を待ってくれているお客さんも増えてきた。

終いには、固定のお客さん以外からも「いつも来ているね。ちょっと頼めるかな。」とか、お偉いさんが出てきたときでも「君はよく見かけてたよ。毎日いるよね?」とか認知度が上がっていた。

もちろん、私のお客さんのところには先輩だけでなく同業他社も出入りしている。そこで、私達の会社を選んでもらうためにも、同じ長所と短所を持つ営業よりも互いに長所を持ち、短所を補う営業が成す相乗効果は期待以上だった。

それに気づいてから、私の携帯が鳴る頻度が低いのは、私がしっかり客先訪問をして案件管理が出来ている証拠になった。


そしてそれは自信になった。


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