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結局退職したけど食品メーカー営業をしていてよかった話

こんにちは、めくです。
閲覧いただきありがとうございます。

前回の記事について、前職である食品メーカー営業職で嫌だったことの話ばかりしてしまったので、良かった話も残しておこうと思います。
良ければお付き合いください!

前回の記事はこちら↓


以下、目次になります。


食に困らない

販促活動のために準備したけど結局使用しなかったものや、サンプルの試食会で余ったものを家に持ち帰ることが出来ていました。食品メーカーならではですね。
私がなんでもモリモリ沢山食べるので部内ではいつからか食い意地張りキャラが定着していて、巡回を終えて帰社すると余った商材がよく私のデスクに置かれてました。
しっかり飽きはきていましたが、1人暮らし貧乏社員にはありがたかったです!


車内で1人になれる

基本的に巡回は1人で行っていたので取引先へ向かう車内は完全プライベート空間でした。(ドラレコちゃんはいたけど)
運転中は暇なので深夜ラジオをラジコで聴いたり、好きな音楽を流したり、歌ったり、他県に離れた同期と電話したり、大きな独り言を呟いたりしていました。この時間はとても好きだった…
あとはお昼寝もできます。上司からも「眠いまま運転するのは危ないし業務効率も下がるからたまには良いよ」と許可を得ていたので罪悪感もありません。ただ、行きたかった取引先に行く時間がなくなり月末自分の首を締めるだけです…☺️


巡回中、美味しいものを食べに行ける

これこそ営業の醍醐味!!!
巡回中に色々なエリアの美味しいランチを食べに行けます〜〜〜!
担当エリアが広ければ広いほど、各地のグルメを楽しめるので良かったです。特に私は担当エリアが県を跨いでいたのでそれぞれ満喫しました。
普段遊びに行くには便が悪いところでも巡回中なら車で行けるというのも魅力的でした。
上司と同乗の時にはありがたい事にご馳走していただけるので、事前に美味しそうなおを店チェックしていて誘導したり、会話の中でスタバの新作の話をしたりしてさりげない&やらしくないおねだりを心がけていました☺️
また、月に何度か取引先であるスーパーへ開店前に訪問して、商品プロモーションのための売り場を作ることもあったのですが、開店に合わせて作業を終わらせてカフェや喫茶店でモーニングを楽しむことにもハマっていました。仕事中にスーツ着て、顔面くらいでけえパンケーキ食べに行ったこともあります。優雅ですが仕事のこと考えて気は休まりませんし残業する羽目になりましたので1回きりでした🥞


おばさまたちと世間話して元気チャージできる

商談相手はバイヤーや店長の場合もありますが、普段の巡回時は基本的にスーパーの発注担当者が相手で、パートのおばさまが担当されている事が多かったです。おばさまの娘さんと私の年齢が近いケースが多い事もあり、大変良くしていただきました。
仕事 ヤダナ〜〜〜の時には仲の良いおばさまがいる店舗へ行き、最近美味しかったものや旅行の話、おばさまのご家族のお話、恋話など、仕事に全く関係ない世間話をして元気チャージさせてもらってました。(まあ...これで仲良くなって企画取りやすくなったりもするから…)

また私自身、転勤という形で縁もゆかりも知人もいない所に引っ越してきており現地の方とお話しできる機会がなかなか無かったので、おばさま方から近くのおすすめスポットや方言について等、その土地ならではの話が聞けるのは面白かったです。


ファンなんですと言ってもらえる

食品という商材は誰にとっても身近な分、スーパーで売り場づくりをしているとお客様から「いつも食べてます!」とか「ファンです!」と言ってもらえる事も多くそんな時はシンプルに嬉しかったです。
嫌なことが続いて自社愛がミジンコになった時にはよくXでエゴサして自社商品が評価されているポストを見てはモチベを保っていました。わざわざ商品の写真を撮って嬉しい感想とともにSNSに載せてくれるお客様、ありがたい存在です…


退職を伝えた時の社外の反応

退職が決まってからは後任の先輩への引き継ぎを行いながら取引先へご挨拶に行ったのですが、その時にはこんなポンコツ赤子に対しても暖かいお言葉をたくさんいただきました。
プレゼントとお手紙を用意して下さった担当者さんや「最後に一緒に仕事しよう!」と大きな企画を組ませてくださった店舗チーフさん、「新しい道に幸あれ」とご飯に連れて行ってくださったバイヤーさん、LINEギフトと「あなたの人生を生きてね、誰のものでもないからね!」と長文のメッセージをくださった担当者さん、その他にもご挨拶に行く度に背中を押してくださるお言葉を沢山いただきました。
2年半の短い間でもこんなに暖かく送り出してくださる方々と出会えたのはこのお仕事ならではだなと思いました。
多くの人と関わり関係を構築するのは大変で時には怒らせてしまったり、なんとなく元気を吸い取られてしまったりすることもありましたが、様々な方と話し接することで学ぶことも多く、人との関わり方について考え試行錯誤するきっかけとなり成長させていただいたと感じています。
また担当が無知な新入社員になってしまったばっかりにご迷惑をおかけしてしまうという事もあったにも関わらず、業界の事やビジネスの事を優しく教えてくださった取引先の方も多く、社外の方にも沢山支えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
私自身の社内での評価は分からなかったけど、取引先の方々のありがたい言葉を受けて小さな自信がついたので次の会社でも頑張ろうという気持ちになりました。

(売り上げや目標達成のことばかりに気を取られて自分の意思で企画提案ができていなかった頃、「会社の事とかひとまず置いといて、あなたの売りたいと思うものを一緒に売ってみようよ、じゃないと楽しくないよ、仕事は楽しくやらなきゃだめだよ」と教えてくださった担当者さんに結局最後はお電話しかできず直接会いに行けなかったことが心残りです…)


退職を伝えた時の社内の反応

他エリアの大好きな同期たちは有休消化中、暖かいメッセージとケーキを用意してわざわざ会いにきてくれました。
同じ営業部で働くことは無かったのですが会うたびに元気を貰い、離れていてもそれぞれがそれぞれの場所で頑張っているという事が心の支えでした。
同じ営業部に同期が居たらもっと頑張れたのかなぁと思うこともありますがまあ、新たな道へ進ませるために神がそうさせたんだなと思っています。(すぐ神のせいにする思考の癖があります。)
同期とは今でも会うたびに仕事の話をしたりするのですが、同じ熱量・同じ視点で仕事の話をする事はもう出来ないんだなあと思うと少し寂しい気持ちがあります。
元上司への愚痴は変わらぬ熱量で話せるんですけど…

また、ポンコツ赤子をいつも助けてくださり陰で褒めてくださっていた先輩や仕事のことだけでなく人生についても教えてくださった上司にも大変感謝しております。この大好きな先輩&上司についてはまたいつか記事を書けると良いなと思っています!


まとめ

書き出してみると、良い思い出も沢山あり多くの方と関わることが出来るのは営業職の醍醐味だなと感じました。
休日にも仕事の電話かかってくることや休日のトラブル対応、ハラスメント全クリ上司との付き合い、不規則な生活などなどしんどい事も多くありましたが営業職を経験したことで社会人としての経験値は上がったと思うのでこの経験を活かして新天地でも頑張ります。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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