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医学生の妊娠出産

 医学部再受験生や学士編入生は現役生と違って結婚や妊娠、出産などのライフステージが学生生活と重なり両立に悩むことも多いんじゃないかと思います。
今回、妊娠しながら追試ゼロで無事に進級できたn=1の例をメモがわりに書き留めます。
再受験生のロールモデルはあってない様なものなのでこれからの両立に悩む人に参考になったらいいな〜。

妊娠時期について

 私は20代半ばで入学したのでいつ出産するか入学当初から悩んでいました。卒業する頃には30歳を超えているし、高齢になる程、自分の体調のしんどさや先天性疾患のリスクなど上がると考えた時に1歳でも早く望んでいました。
 そこで、以下をクリアできる時期を縦割りグループで同じになった先輩や部活の先輩に聞いて模索しました。

・授業が忙しくない学年
・解剖実習に被らない時期
・悪阻がしんどくても定期試験をクリア出来そうな時期
・進級試験に被らない時期
・夫の育休が取れる時期

 学生は産後休暇などの労働基準法が適応されない為、休学orそのまま進級で悩みました。有難いことに色んな都合の悪い時期を避けて授かることができました。
(余談ですが結婚してすぐの頃ブライダルチェックの為に産婦人科を訪れ、子宮頸がん検査や風疹の抗体価チェック、AMHも調べており、全て異常がない事を確認した上で子供関連のことは先送りにし、医学部受験に打ち込んでいました。)


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