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【note1周年】遅刻をしなくなる方法教えます〜時間(遅刻)のマーケティング〜

どうもどうも、吉良です。

本日7月21日で、僕がnoteを始めてから1年になりました。まさに、noteの題材にもした「継続は力なり」です。子供の頃は飽きっぽくていつも「三日坊主」と呼ばれていた自分には考えられません。少しずつですがまだ成長しているみたいです。

数えてみると今までに73記事を制作してきました。
その中で一番読まれた記事は「沖縄本土復帰50年企画「未来へ」❶想いを伝えるプロデュース」でした。おかげさまでこの記事だけで7000ビューを超えました。

逆に一番読まれていない記事は「マンガデザイナーズラボ10周年記念❸~大阪芸術大学での出会い~」でした。これを機に是非お読みください。

東京2020オリンピック開催の目前にnoteをはじめたため、オリンピック開催からそろそろ1年が経つということでもあります。

今後も、2022年11月からFIFAワールドカップカタール大会2023年8月に福岡で世界水泳、同年8月に沖縄で男子バスケットボールワールドカップ、9月にラグビーワールドカップフランス大会、2024年7月にパリでオリンピック・パラリンピック、2025年5月から11月まで大阪・関西万国博覧会、同じ時期の7月or8月に東京の国立競技場を中心に世界陸上が開催されるなど、大きなイベントが目白押しですね。

未来の予定は決まっていますので、それらに向かって今後の展開を考えていきたいですね。

さて、今回はnote1周年を記念して、僕が大切にしている話のひとつである時間(遅刻)のマーケティング、つまり「なぜ遅刻をしてはいけないのか」のwhyをお話ししていきたいと思います。

皆さんは遅刻したときに何と言いますか?
おそらく多くの方は「遅れてすみません」と言っているのではないでしょうか。この謝罪は「誰に」「何を」謝っているのか不明確です。それが明解になれば世の中の遅刻は大幅に減少すると考えます。

皆さんはこのときに「誰に」「何を」謝っているのか説明できますか?
上司に?その時に講演をしている方に?自分が遅れたことを?約束を破ったことを?…特に何も考えずに常套句のように謝っていませんか?

「誰に」「何を」謝っているのかを理解していないから、遅刻をする人は遅刻癖が治らないのだと僕は思います。遅刻魔と言われている方はもちろん、よく待たされている方も「なぜ遅刻をしてはいけないのか」を改めて考えてみましょう。

説明するにあたり、状況設定をします。
9:00から開始する会議が予定されています。参加者はA~Hの8名です。
当日、Aさんは8:00、Bさんは8:30、Cさんは8:50、Dさんは9:00、Eさんは9:05、Fさんは9:10、Gさんは9:30、Hさんは9:45に到着しました。
9:00開始予定の会議でしたが、実際には9:10に開始しました。

(A〜Hさんの到着状況 開始時間との差)

さて、この中で①一番良い人、②一番ラッキーな人、③一番ダメな人をあげるとしたら誰になると思いますか。

一番良い人はもちろんはじめに到着した「Aさん」です。
誰よりも先に来ていることは、会議の準備をしたり、環境を整えたり、他人のための行動を取る時間のことまで考えている行動と言えます。また、Aさんはたとえ電車の遅延があったとしても会議に遅れることはほとんどないでしょう。

次に一番ラッキーな人は誰でしょうか。
それは9:05に到着した「Eさん」です。本来なら遅刻の時間に到着したにも関わらず、会議の開始が遅れたことで間に合ったかのような状態になり、誰にも謝っていません。Fさん、Gさん、Hさんは遅刻して謝っているなか、Eさんはまるで遅刻していないかのようにふるまえてしまっているのです。

そして、一番ダメな人は誰でしょうか。
ちなみにですが、僕は絶対に会議の冒頭に大事な話をします。大学でいえば、試験内容などの重要なことを告知するときは授業が始まってすぐにしていますし、会社でも一番大事な話をはじめに入れます。

今回の設定でいう、GさんとHさんはこの大事な話を聞き逃しています。つまり、遅れた分(Gさんは20分、Hさんは35分)損をしているということです。重要な話を聞き逃している点ではダメと言えますが、その分本人が不利益を被っているため自業自得とも言えます。

つまり、実際には遅刻しているのに謝らず、重要な話も聞けてしまったラッキーな「Eさん」が一番ダメな人と言えます。このようなラッキーがあるとその人は同じことを繰り返していくのです。

しかし、このような行動を続けていると、いつか大きな損をすることになります。「今日のラッキーマンは明日のアンラッキーマン」です。

最後に「なぜ遅刻をしてはいけないのか」を考察していきます。

Fさん、Gさん、Hさんのような遅れた人が「すみません」と言うとその会議は少し止まってしまいます。ずっと待たせたうえに、さらに謝罪するため、一番大切な会議の時間を奪っているのです。ここまでくれば「誰に」「何を」謝る必要があるかわかってきたのではないでしょうか。

「誰に」は、「その場にいる全員に」。特に一番最初に来た人に(これが誰かわからないから時間のマーケティングは難しいのですが)。「何を」は、「大切な時間を無駄にしたこと」に対して。つまり、正しい謝り方は「遅れてすみません」ではなく、「皆さんの大切な時間を無駄にしてしまい申し訳ありません」です。

時間は世界中の誰にでも平等に124時間です。そこに偉いも偉くないもありません。遅刻をするということは、先に到着していたすべての人の貴重な時間を台無しにすることにつながります。周りの人の時間をリスペクトし、大事にできると良いですね。

noteを書き始めて1周年。
今回が74作品目になります。本日までにトータルで30750回以上のご閲覧をいただきました。まさに皆様の大切なお時間をいただきました。本当にありがとうございます。

時間を費やしていただいた価値はありましたでしょうか?とても気になります。今後も前述のように広告人らしくあらゆる情報に自分のアンテナを立てて自分らしい視点でnoteを継続して参ります。応援よろしくお願いいたします。

2022年7月21日
  吉良俊彦

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