見出し画像

心が弱いのではなく、人より感じやすいだけ

「最近の若い子はなんでこんなに心が弱いのかね。」

私が直接言われた訳ではないけれど、鬱の生徒が増えていることに対してこう言われた事が頭に残っている。


鬱=心が弱い

本当にそうなのだろうか


そもそも心が弱いってなに。

ストレスに対処できないこと?
他人の言葉を気にしすぎること?
確固たる自分を保てないこと?


私は、それらは心が弱い訳ではないと思う。


単に感じやすくて、考え込んでしまうだけ
だと思っている。



感じやすいということは、

それだけ他の人の心に寄り添えるということ。
気づきが多いということ。

それって、色んなことを生み出すきっかけが多いってことにもなるんじゃないの?


全然いけない事じゃなくない?


感じやすいがゆえに、臆病になってしまう人、自分を責めてしまう人、他人を傷つけてしまう人…。

それが故に、精神疾患を患ってしまう人がいる。
そういう病を患った人の心が弱いとは思わない。

身体のSOS が出るほど、自分の心と向き合いすぎたが故に発症したのだと思うから。



何かが見えてしまったり、死にたくなってしまったり、独り言を言っていたり…。
側から見たら頭のおかしな人だろう。

でも、それは一種のSOS なのだ。
頭がおかしいで片付けないでほしい。



もちろん、その感じ易さとは上手く向き合っていかなければいけないと思う。


自分の場合は、自己否定に走るような思考の歪みがあるから、それに対して付き合っていく術を、探している。

認知行動療法とかを使って、長い時間をかけて歪みを、偏りを小さくしていくんだと思う。


認知行動療法でいうと、最近では、見つめ直し日記を実践している。
自分の不安や嫌な気分を客観視して、思考の歪みを小さくしてくものだ。
(詳しくはこの記事を参考にしてほしい)

このワークの感想は、1週間が経ったらまた記事にしようと思っている。


でも少しフライングすると、客観視することがいかに大切かを知った。
言い換えると、
自分と悩みの二人きりの関係になると、とても危ないということ。


これについては、400m ハードルでオリンピックにも出場した為末大さんも自身のyoutube で語っていた。


少し話がずれた。(いつもやん)


とにかく、「精神疾患者=心が弱い」というレッテルは間違ってる。

レッテルを貼られたとして、より色んな人の気持ちに気づけるという魅力があなたにはある。

だから、そんなレッテルに振り回される必要はない。



この経験は自分をより豊かにしてくれるものであると信じてる。
自分の心との向き合い方を学ぶきっかけをもらえたのだと思うから。


と、自分に言い聞かせて今日も過ごしている。(笑)

精神疾患で悩むみなさん、一緒に頑張って乗り越えましょうね…!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?