サーカス的な仕事
普通、部下の失敗は上司が謝るものなのですが・・・。
変な職場で働いていました。ボス夫妻はミスだらけです。
クライアントから、しょっちゅうミスを指摘されます。
ボスが言います。「お前、謝っておけ!」
何をどう間違えたのでしょうか? 全く謎です。
とりあえず、クライアントに電話をかけて謝罪します。
ミスをした仕事は、従業員が行ったこととして謝罪するのです。
ボスから、何をどう間違えたのかの説明もありません。
「この度の事、大変申し訳ございませんでした。」
私は、一体何を謝罪しているのでしょうか(笑)?
クライアントは、御冠です。「どうして、そんなミスが起きたのですか?」
まさか、「さあ、私も存じ上げませんね。」などと言う訳にもいきません。
ひたすら、壊れたレコードの様に「申し訳ございませんでした。」を連呼するのでした。
同僚もあきれます。「私たち、仕事の出来ない女として有名になっているよね。」同僚も、謝罪要員の1人として活躍していました(笑)。
「仕事ってのはな、ハッタリでやるんだ!」意味不明なボスの言葉に開いた口が塞がらないのでした。
毎日が綱渡りのサーカス状態です。
私たちは、貴重な体験をしたのでしょうか(笑)?
今となっては笑い話ですが、当時は大変でした。
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