無言下の対立
先週から今週にかけて、難易度の高い締め切り付きの仕事に追われ、もうろう状態。
4人がかりで仕事をして、この有り様。
このお客さんは、厄介な部類に入ります。
仕事に必要なデータを、締め切りまでにくれません。
さらに、納品後も修正依頼の嵐。
ダラダラと仕事が続き、なかなかゴールが見えません。
ボスは、薄々この問題点に気が付いている模様。
「4人で改善案を出し、お客さんに提案しなさい!」
ボスの命令を受けて、積極的な意見を出す若い先輩従業員。
一方、古参の先輩従業員は、現状維持を強く主張。
若い先輩は、古参の従業員に苛立ちを覚えている様子。
「あの人は、私よりも長くこの仕事をしているくせに、まだ仕事ができないんですよ!」
若い方の先輩は、大変頭が良いと私は感じています。
とにかく、説明が簡潔で分かりやすいのです。
私に仕事の説明をするために、自分で作成した図を渡してくれました。
その図を見れば、自分がどの段階に居るのかが、一目瞭然。
一方、古参の先輩は、説明が下手。
このことは、本人も認めています。
それなのに、若い先輩が作成したマニュアルを勝手に変更。
それを知った若い先輩は、不満げ。
「結局、言っていることは、同じじゃないですか!」
そして、もう1人居る先輩。
彼女は、チームリーダー。
若い先輩は、リーダーに対しても、不満げ。
「あの人は、全く仕事の仕方が分かっていません!」
(あーあ…)
リーダは、モゴモゴと物を言うため、何を言いたいのか分からないことも…。
コミニュケーション能力は、高くありません。
頭の良すぎる若い先輩。
「何じゃ、アイツらは?」的な不満が爆発。
やっと不満を言う相手ができたとばかりに、入社して間もない私に対して、物凄い勢いでまくし立てます。
古参の先輩も私に対して、若い先輩に対する不満をぶちまけます。
「あの人は、職種未経験者だから、よく仕事が分かっていないんですよ!」
お互いがお互いを無能扱い。
皆できちんと話し合う機会がなかったため、お互いが想像で物を言い出す事態に…。
従業員をまとめるのは、ボスの役割なのでは。
不毛な対立が、早くなくなることを望むのでした…。
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