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時には、狂暴であれ!

今、私と一緒に働いている友人。

一緒にランチに行くと、大概、嘆きの嵐。随分、荒れています・・・。

「あのさ~、私って、この職場ではどうでも良い人扱いなんだよね~」

「じじぃ達(コンサルチームの従業員)が、我がままで、何でも私に雑用をさせるんだよー!」

ちなみに、この友人は、私と同じ実務チームに所属。

コンサルチームには、総務の女性がいるのですが・・・。

とても気の強い彼女。

理不尽なじじぃの要求は、ハッキリと突っぱねます。

「そんな事は、ご自身でなさって下さい!」(キッパリ!)

そこで、じじぃ達が目を付けたのが、私の友人という訳です。

(いや、いや、所属しているチームが違うだろ~)

さらに、友人はかなりの仕事量を抱えているにも関わらず、何故か実務チームのボスからも軽んじられている模様。

「○○さんは、大した(難易度の高い)仕事をしていないから~」などと言われてしまう始末。

そして、先輩従業員からも、損な役回りを押し付けられています。

友人は、見た目、とても優しすぎるのです。

いつもニコニコして、感じ良く振舞っているのですが、心の内は穏やかではありません。

不満を口にすることもなく、黙々と皆の要求に応え続ける彼女。

見かねた私が、ボスに言いました。

「○○さんは、今の立場をとても不満に思っています!」

「彼女は、肝心な事はボスに言わないかも知れませんが、心穏やかではありません!」

「ちゃんと、彼女の話を聞いてあげて下さい!」

しかし、やはり、糠に釘・・・。

「私は、彼女に対しては、いつも話しやすい雰囲気を作っていますよ!」

「彼女が私に遠慮しているとは思えませんが・・・」とボス。

そこで、つい、「誰もが、私の様に思っている事を口にするとは限らないのですよ!」と言ってしまった私(笑)。

(でも、総務の女性に比べれば、私なんてまだ可愛いものです!)

我慢に我慢を重ねて、ある日突然爆発するタイプ。それが、友人です。

総務の女性の様に、人間、ある程度の狂暴性は必要なのかも知れません・・・。

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