お正月は心穏やかに

明けましておめでとうございます。

お正月ぐらいは心穏やかに過ごす。毎年の目標です。

かつて、様々な地で過ごしてきたお正月に思いを馳せる。それが近年の私のお正月の習慣です。特に、東北や北陸で過ごしたお正月は印象的でした。

誰もいない奥松島の海に出かけて、砂浜の新雪を踏んだお正月。ただそこに立ち尽くして、海の音だけを聞きながら美しい景色を眺めていました。

アパートの窓から立山をぼーっと眺めていたお正月。滅多に現れない青い空にくっきりと浮かび上がる雪化粧の立山。空気はとても澄んでいました。

昨年のお正月は、電車に揺られながら、この時期だけ遠くに見えるはずの富士山を探していました。見えたのは、建物の間に現れるほんの一瞬。

そして、今年はその電車の中から富士山を見つけることはできませんでした。空には若干の霞がかかっていました。

お正月が過ぎると、またいつもの日常に引き戻されてしまいます（笑）。

今年も良い年とはならないとの確信の下、再び走り続けるしかありません。

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