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貧乏暇なし

仕事の繁忙期。私の場合、1番悲惨なのが6月~7月にかけてです。

細かい数字との格闘。大量の情報量。迫る締め切り。

この仕事は、法律上の義務によって行わねばならいものです。

間違いを犯すと、訂正の為の書類を作成しなければなりません。

ダブルチェックをしてくれる人など、誰もいません。

知らず知らずのうちに、精神が擦り減っていきます。

この時期、精神的・肉体的コンディションを万全にする様、心掛けるのですが・・・。

朝、駅の階段を降りようとすると、めまいがするのです。

「ああ、転落する!」目の前がぐるぐる回ります。

混雑する駅の階段の手すりにつかまりながら、よちよちと降りていきます。

もう、自分の力では、どうにもなりません。

休日は布団から出て来れず、朝起きたつもりが、17時なんて事も・・・。

それでも、出来るだけ残業しないように心掛けます。

そうしないと、次の日に響くからです。

8月になると、仕事が落ち着くのですが、緊張感が一気に抜けて、放心状態です・・・。

そして、今。またしても、繁忙期。

今度は、様々な人達から、ある特定の書類を回収しなければなりません。

そして、何故か、半分以上が不備なのです(笑)。

もう、1月末まで走り続けるしかありません。

別の職場で働く同業者の友人が言いました。

「貧乏じゃないと、こんな仕事続けられないよね!」

(ハイ、ハイ、あなたもヤケなのね!)

その言葉を聞いて、なんだかもう、笑うしかないのでした。


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