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己の限界を考えてみる

私のいる業界。一応、専門職。

何故か、有資格者達は、仕事大好き人間が多い傾向にあります。

ある男性従業員。月の残業時間が175時間。

仕事のクオリティーを保つために、夜もロクに寝ないで勉強に励みます。

ですから、彼の直下で働いている従業員は大変です。

いつも彼からお叱りを受けています。

彼は、この職場で一番確実な仕事ができるので、私も時々質問しに行くのですが…。

彼がつまらないと感じる様な質問をすると、「勉強が足りません!」 などと言われてしまいます…。

ちなみに、私も有資格者です。そのせいで、他の人達なら簡単に答えてくれることも、なかなか教えてもらえません。

質問の答えを貰うには、彼から出されたクイズに答えなくてはなりません…。

(面倒臭いのだ!)

訳の分からない関門を突破している間に、頭がもうろうとしてきます(笑)。

働き過ぎで、体調不良の彼。

いつも、青い顔をしています。

私は、そこまで熱心にはなれません…。

彼を見ていると、劣等感に襲われます。

世間では、「頑張ることは美徳」 とされる風潮がありますが、もうここまで来ると、痛々しいとしか思えません…。

先月退職した友人が、私に言いました。

「頑張る人は、それを人に強要するからいけないよね!」

己の限界を知ることも大事なのでした(笑)…。

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