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光と引き換えに引き受けた影

朝から、2日連続で福袋獲得の旅へ(笑)。

10時半になると、元同僚で友人の小悪魔女子が、東京大丸まで私を迎えに来ます。

今日は、彼女の家でお泊まりです。

彼女との出会いは、ほぼ1年前。

私が今の職場にやって来たことで、友人関係へと発展しました。

この職場には、もう1人の友人がいました。

こちら、私がここへやって来る前からの友人です。

この2人の友人は、私がやって来るまでは、ちっとも交流がありませんでした。

「変わった人物がいてさ~」 と古い方の友人。

大人しくて、どちらかと言うと、型にはまった性格の友人が、変わった人物など好む訳もなく…。

この職場に足を踏み入れた途端、分かりました。

(ハイハイ、あなたですね~)

強烈な色気と存在感を放つ小悪魔女子がいるではありませんか(笑)!

この小悪魔さん、人間に対する興味は強い方。

自ら私の方へ近寄ってきて、自己紹介を始めました。

私自身は、この人物、特にキライではありませんでした(笑)。

「花甘露さんはあんな人、許せる訳?」 と古い方の友人。

「彼女に害を与えられたことはあるの?」 と私。

すると、「そういう訳じゃないんだけど…」 とモゴモゴする友人。

とりあえず、3人でのデコボコ交際(笑)が開始しましたが、最後まで2人の友人が本当に仲良くなることはありませんでした…。

自分に正直で、自由奔放な性格の小悪魔さんと、いつも自分を抑えて堪え忍んでいる古き友人とは、まるで水と油です。

今は、2人とも退職してしまいましたが、退職時にも、2人の性格の違いがハッキリと現れました。

古き友人は、ボスからパワハラを受けるも、大人しく職場を去って行きました。

一方、小悪魔さんは、ボスにパワハラ・セクハラによる損害賠償を請求。

私個人としては、気楽にお付き合いできるのは、小悪魔さんの方。

彼女は、本音で生きているから、分かりやすいのです。

その分、叩かれることも多い彼女。

人に迷惑をかけている訳でもないのに…。

でも、それを感受する強さが、小悪魔さんにはあるのです。

正直さと引き換えに引き受けた苦労。

それを、古き友人が理解することは出来ないのかも知れません…。

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