悲痛な告白
昨日は、今月末で退職する友人の送別会でした。親しい人達だけの集まりとなりました。
話題の中心は、ロクでもない実務チームのボスのこと。
皆が、共感できる話題です。
しばらく、この話題で大盛り上がりだったのですが…。
突如、友人が、大嫌いな先輩従業員について話始めました。もう、怖いものなしです。
実は、この先輩、友人と私以外は皆、いい人だと思っていました。
今まで、先輩から受けてきた酷い仕打ちについて、語り出す友人。
これには、皆が凍り付きます。
「え~、あの人、そんな人だったのー!」
こうなると、もう止まらない友人。
洗いざらいしゃべって、積年の恨みを晴らします…。
ショックを隠せない参加者達。
「えー、もう、誰を信じていいのか分からない~!」 悲鳴が上がります。
この先輩、ボスのスパイでした…。
「皆、発言には気を付けなよ~」 と友人。
さらに、二次会では、総務の小悪魔女子が、驚きの告白を…。
ちなみに、参加者は彼女と友人と私の3人だけになっていました。
「私も、11月末で辞めるんだ!」
「12月から、違う所で働くんだよ~」
そして、更なる爆弾発言が…。
「今まで、ある機関に相談してて…」
「まだ、内容証明郵便が送れていないから、他の人には、退職のこと、秘密だよ~」
こちらも、尋常ではありません。
小悪魔さんは、実務チームのボスにかなり酷いパワハラを受けていました。
彼から怒鳴られた時の音声をすべて録音していることは、以前から私も知っていました。
復讐の時がやって来たようです。
そして、復讐はこれだけでは終わりません。
彼女がお仕えするコンサルチームのボスに対しても何やら行動を起こすことを匂わせます。
友人と私は以前から、コンサルチームのボスが、小悪魔さんに怪しげな関係を迫っていたのではないかと疑っていました。
どうやら、この勘は当たっていた様です。
「今はまだ言えないの~」
「でも、一線だけは越えてないから~」
小悪魔さんの悲痛な告白に胸が苦しくなる友人と私。
嵐の予感です…。
こんな滅茶苦茶な所では働けない!
私も早く脱出しなければならないのでした…。
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