【304日 ~ 劇的とはうまく言ったもんだ ~】

この記事は僕が写真家として、好きな写真表現で世界で活躍するまでの話。

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つぶやき文庫♯304
〜劇的とはうまく言ったもんだ〜

昼過ぎから電車に揺られて、恵比寿駅にやってきた。今日は昨日に続きTシャツ展の2日目にやっきた。会場に少しだけいて、そのあと少し離れたところにあるカフェで食事をした。お店はかなり新しくて、代官山という立地だからかオシャレな人が多かった。東京の面白いところは、それぞれの区で全く建物の雰囲気が違って、それに加え、そこにいる人たちの服装までもが全然違ってくるところ。

地方では見ることができない代物と言える。

話は変わって、今日はずっと3人で行動を共にしていた。そのうちの一人に関しては、今日で会うのが3回目。めちゃめちゃ親しいかというと、まだそんな感じではない。けれど今日一日で、それなりに距離は縮まったのではないかなと、そんな感じはした。

面白かったのは、初めて会った時とはまるで印象が変わっていたこと。これはもちろんイイ意味で。

初めてあった時はどんな印象だったかというと、ぶっきらぼうな置物みたいな感じ。ひどい表現かもしれないけど、本当にそう感じたのだから仕方がない。目線も表情も服装までも、人に慣れている感じが全くしなくて、その日僕から話かけるのをやめた。

その日会った会場から移動して、話すこともできたけど。たぶん僕の存在がストレスになるだろうと、その会場には行かなかった。そもそも僕自身が疲れるから行かなかったと言うのが一番の理由だった。

そんな印象はどこへやら、なんだか爽やかな雰囲気さえまとっていて、表情が別人のように朗らかになっていた。でもたぶん、外見でわかる一番の変化は『目』だと思う。これはきっと彼の心持ちが変わったから。

人が変わるのは難しい。自分自身の体験をもってそう思う。けれど人は変われる。ぜったいに変われる。でも変わろうとしない限りは変われない。けれど間違いなく変われる。

貝殻の中から抜け出せたのなら、あとは外の空気を吸うだけ。たくさん。

【塚真の最近の活動】

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