サヨナラは突然に

夕飯をDoorDashしたら、二人分で80ドルになっちゃって、高すぎ、と憤慨している野良です。て言うか、夫よ、マルガリータとかチェロスとか頼むからだよ、これ私のカードなんだからさ…。

さて。なぜ今回、私が転職活動をすることになったかと言うと!ズバリ!…レイオフされました。すみません、キャリアアップ転職とかじゃなくて。そうする予定もあったのですが(いつか書きます)、お別れは突然やってきました。そう、アメリカの会社は容赦がないのです。

世界はコロナウイルスで大変なことになっていますが、こちらサンフランシスコ・ベイエリアでも、3月半ばからシェルターインプレイスと言って屋内退避勧告が出ました。私の(レイオフされた)会社も、3月半ばから完全自宅勤務になりました。その時はレイオフになるなんて夢にも思わず、同僚と、しばらく会えないね〜コロナ気をつけてね、なんて言って軽く別れたのです。

自宅勤務が始まって最初の週、私は採用希望者の面接が入っていました(私が面接官)。朝9時からだったし色々準備していたら、前日になって急にカレンダーから面接がカット。なんぞと思い、採用担当者にSlackしてみたら何と、上からの指示で全採用を見合わせ、全てストップ!といきなりの方向転換。うちの会社、今年は社員を倍にする勢いでめっちゃ採用に力入れていたのに、コロナに入って1週間たたないうちのこの急展開、この時に気づくべきでしたね、これかなりヤバいんじゃないのって。

そして自宅勤務第二週目。CEOから全社員にメールが来ました。内容は、自宅勤務についてのアンケート。私、内容はあんまり覚えていないのですが、一つだけはっきり覚えている質問があります。それは。

”自宅勤務になってオフィスよりも仕事が(1)はかどる(2)少しはかどる(3)同じ(4)少しはかどらない(5)はかどらない

5択です。みなさん、どう答えますか?私のチョイスは(4)少しはかどらない ←アホですね。正直者が馬鹿を見る、とはこの事。しかもはかどらない理由に、”ペット(犬)が邪魔をする”と答えました。救いようがないですね。嫌な予感がしつつも深く考えずアンケートに返事をして出しました。何か、心がソワソワとしたのを覚えています。

そして、コロナ自宅勤務第三週目に入った、月曜のこと。目が覚めて、ベッドの中から携帯をチェックすると上司の上司からSlackが入っていました。急な用件があるから話せるか、とメッセージ。なんだろ、サーバーが落ちたのかな?などと考えつつ、珍しいなと不穏に思いつつ、上司の上司にあと5分で話せますと返事をし、急いで身支度を整えたのでした。

続く…

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