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私のバイリンガル(結果的にトリリンガル)育児あれこれ:小学生低学年の頃(その5)

とにかく、子供が小学生1~3年くらいまでは毎日本当に忙しかった。私は健康が一番、って思っているから、子供が夜更かしなんて、とんでもない、って思ってて(と言うか、私自身、夜中12時を過ぎて起きてたら翌日本調子ではないので、結局1時間遅く寝ただけで次の日丸々損した気になるから、っていう実体験もあるからなんだけど)、子供は小3くらいまでは7時とか7時半には寝させていた。学校が終わるのが3時、スクールバスに乗って家に帰ってくるのが3時半、つまり寝る迄の4時間ちょっとで、日本語の勉強、現地校の宿題(ほとんどなかった)おやつ、ちょっと遊びの時間、ご飯、お風呂などを終えなければならないから、本当に分単位で生活をしていた。

家に帰ってきたら最初の5分は手洗いやトイレなど、そして10分は休憩(テレビ、おやつ等)してその後は公文と補習校の勉強を1時間くらいやって、また10分程度休憩してその後また勉強や読書、計算問題など、一人で出来る勉強をさせている間に晩御飯を30分程度で作り、食事。食事中は子供に絵本の読み聞かせ。終わったら休憩してまた日本語の勉強などを終わらせてお風呂、その間私は家の掃除機をかけて、夫が帰ってくるまでに家をきれいにし、子供は寝る迄ゆっくり休憩して時間になったら寝る、って感じ。

習い事のある日は、学校まで迎えに行って(30分時間を短縮できるので)直接習い事へ。車の中でおやつ、読書、教科書の音読、九九の暗唱などをさせてたなぁ。習い事は一人一人違うから、一人を下ろしてもう一人は勉強、って感じ。家に夕方5時ごろ帰ってきたら、子供が休憩している間に晩御飯を作って、その後はいつものルーティーン。それでも時間が足りなかった。

だから毎日2時45分位から子供が寝る7時半位までの5時間は全く自分の時間はなかった。自分でも「仕事」と思ってやっていた。子供が寝た後はYouTubeでお笑い動画を45分位見て、ちょっとメールチェックして、夫と少し話をしたらもう寝る時間、翌朝はまた6時15分起床、という生活だった。あまり体力がある方ではなかったから私にしたら本当にしんどかった!!もうあの生活は今は出来ない、若いうちに母親になっていたので何とかなっていたと思う。

子供達は生まれた時からこんな感じの生活だから何とも思っていないようだったけど、ここで一つ思い出すエピソードがある。

私は専業主婦だったので、たまに娘の小学校のボランティアをしていた。そこで知り合いになったお母さん(医者だけど、その時は専業主婦だった)がいて、その人が「うちの娘もいっつも本を授業中に読んでて、先生に怒られているらしいんだけど、娘曰はく、OOちゃん(私の娘)の方がもっと授業中本ばっかり読んでて、先生に注意されてるらしいの。私この前、授業を手伝ったけど、OOちゃんってとっても優秀なのね!話すことが他の子と違うわ!」って言われてこっちがびっくりしたのであった。

娘はいつものんびりしてて、学校の話も私にはあまりしない。成績もいいし、学校の先生からの呼び出しもないし、私としては普通にやってると思っていた。そんな本ばっかり読んでいたなんて。。。

娘に聞くと「あ?バレた?」って顔をしていた。しかしまぁ、本が読みたくても、学校から帰ってきたら我が家はあのスケジュールの生活だし、読書の時間がほとんどないから、仕方なく学校の授業中に本を読んでいたのかもなぁ、ってその時思った私。

わ、また長くなりそうなので、また次回に~!!