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バイリンガル育児ーーー育てた場所の方言がそのまま染みちゃうのね。。。(その1)

バイリンガル育児に燃えていた私。下の子も無事大学に進学したのをきっかけにアメリカ人夫と二人でシンガポールに移住してきました。

アメリカにいた時は子供達の世話、でっかい家の手入れ、仕事が超多忙な夫の世話、教育関係のパートの仕事などをちょこっとやる、友達とランチやミニ旅行、と言う感じでそれなりに充実した日々を過ごしてたのですが、シンガポールでは、世話をする子供達も独立した、住んでるアパートはめっちゃ狭くて、きっとアメリカの家のキッチンよりも狭い総面積、転職した夫は仕事量は半分以下に減りいつも夜7時には帰ってくる、私は配偶者ビザの身分なので働くことも出来ないので無職、友達の数は片手で数えられる程、なので、私のする事、するべき事っていうのが爆発的に減ったのでした。

で、シンガポール。皆さんご存知の通り、年がら年中暑いです。昼間はとてもじゃないけど用事がなければ外出する気にもなりません。(日焼けも嫌だし。おばさんにとって光老化が一番怖い!)なのでどうしても昼間は狭いアパートに籠ってテレビやYoutubeとかゴロゴロ見て過ごしてます。(部屋も狭いし、買い物する気も起こらない。置く場所、クローゼットも全部ちっちゃいから。)

で、YouTubeを見ていたらシンガポール関連の動画が毎日わんさか出てきます。暇なので適当に見てるんですが、ある一本の動画を見てちょっと気がついたことがありました。

その動画ではお子さん(日本人の母親と英語圏の父親を持ち、シンガポール生まれ、アメリカンスクールでずっと学んできた、らしい)がシンガポールの事について英語で色々と説明をしてくれていました。私はシンガポールの事をほとんと知らないので、見始めたのですが、すぐにそのお子さんの英語にかなりシンガポールの訛りが入っているのに気が付きました。勿論、アメリカンスクールで学んできているのでアメリカ人の様な話し方で訛りもアメリカ人に近いのですが、私(普通の日本人、帰国子女でもなく、大人になってからアメリカに渡って暮らしてただけ。英語も完璧に話せない。)でも分かるくらいに「この人の英語はアメリカ人っぽく話してるけど、シンガポール訛りが微かに入ってる。だからアメリカ人の話す英語に聞こえない。」と思ったのです。何だか語尾が「ぱ、ぱ、ぱ、ぱ」って聞こえる、っていうか。。。子音が抜けてる時もあるし。。。一応夫にも見てもらったら10秒もしないうちに「これはシンガポールの子がアメリカ人らしく話してるだけ。」と言ってました。

まぁ、シンガポールで育ったんだから、アメリカンスクールに行こうが、どうしようが、やはりそのお国訛りっていうのは入って来るのは当たり前だし、別にそれが良いとか悪いとかをここで述べているのでは勿論なく、やはり子供って吸収力がすごい分だけ、訛り(方言)も完全にマスター出来るのね、って再度感じたんです。

何故「再度」なのか、というと、それはうちの子供達の日本語の訛りに関して以前から感じてきたことがあったからです。

(長いから次の投稿へ続く)