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公園の地面に線描いてやるサッカーがいちばん面白い
サッカー経験者ならほぼ全員やったことがある
「ワンバンノーバン」(ワンノー)
複数人で円状になってやる遊びで、
相手に浮き玉でパスを出し、パスを受けた相手はボールが地面に2回バウンドするまでにコントロールし(ワンバウンド、もしくはノーバウンドで)、また誰かにパスを出す。コントロールやパスをミスしたら「1ミス」となり、3ミスくらい溜まると罰ゲームを受けたりする。
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今日、久しぶりに地元の友達と公園でワンノーをした。
まず「ワンノーやろうぜ!」ってフレーズが面白い。
大人になってもその面白さは変わらない。
ふつうにやってるだけでも楽しいんだけど
今回はバレーボール的な要素を足してみた。
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ワンノー feat. バレー
公園の地面に足でバレーコートのようなコートを描き、2チームに分ける。
バレー感覚でレシーブ、トス、アタックを取り入れながら相手陣地にボールを返していく。
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めっちゃ面白かった。
まずデモンストレーションをしてみて、いくつかルールについて改善点が提案される。
・バレーのように、各選手ボールに触れるのは一回までか、それともボールを落とさなければ何回も触っていいか
・味方同士でボールをつなぐ際、ワンバウンドしてもいいか
・仮想タッチネットルールの採用
etc.
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ルールが整備された後、勝負に移る。
勝ったら自販のジュースやコンビニで1品奢ってもらえる。
勝負事になるとやっぱり真剣になる。
微妙な判定で揉める。
「今のアウトじゃね?」
「いやコート内にボールの跡あるやん」
インアウト判定が主な争点になるんだけど
ここで「ノーカン」(ノーカウント)という概念が生まれる。
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「ノーカン」
ボールのインアウトの判定において、どうしても判定がつかない場合、得点は入らずやり直しになる。
だが、やや過失が大きい方(Aチームのコート内にボールが落ちたっぽいけどBチームが譲歩してノーカンにした場合など)は、過失の少ない方に対して「借り1」となる。過失の少ない方は「貸し1」となり、新たに判定で揉めたとき、かつ今度は自分たちが過失が大きい場合、「貸し1」を消費してノーカンにすることができる。その際に「借り1」も消える。
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「ノーカン」の採用により、審判がいなくてもゲームが円滑に進むようになる。
黒白はっきりつけることができない場合でも、その場で無理やり判断せず、あえて保留にし次の場面で相殺することができるという画期的なシステムが生まれた。
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試合が進んでいくと
技術、戦術的な部分の発見、洗練も同時に進む。
「右サイドに右利き、左サイドに左利き配置すれば守備範囲増えね?」
「アタックを警戒して相手が引いたらネット際にボールを落とそう」
「あいつらネット際にボール落とすから引いたふりして前に出て返り討ちにしようぜ」
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やってて気づいたのは、通常のワンノーよりも個人の能力に依存する部分が小さく、拮抗する状態が続いた。
だからみんなが楽しく参加できたと思う。
いい感じに夢中になった。
くだらない理由で判定揉めるのはツボだった。
接戦を経て勝つことができたのでコーヒー奢ってもらえた。
楽しい2時間だった。
またやりたい。
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