SWNMP OSAKA#1

2023年8月28日 00:02

音と映像のコラボレーションライブ、SWNMP OSAKA#1
が終わり、酔いに浸りながらこの文章を書いています。

私は、ToNo(広沢タダシさん)と一緒に映像の方で参加させて頂きました。
対バンはRyozo Kobayashi

大阪出身のシンガーソングライター
「広沢タダシ」の別名議。

2001年のメジャーデビュー以降、数多くのアルバムをリリースしている。

最新作は2020年7月にリリースしたAL「Night Song」
2017年にはKuma Harada,Snowy Whie,Matt lngram らとロンドンで制作したAL「SIREN」をリリース。

その他、SMAP.NOKKO(REBECCA)等の作品を発表すべく、"ToNo"として活動を開始。

https://www.hirosawatadashi.com/

京都生まれ。
2004年より絵を描きはじめ、2006年はじめての個展を開催。

以降も個展や自主企画ライブ「音楽画廊Live」などを続けながら、CDジャケットの絵、フライヤーの絵や舞台美術を任せられることも。

近年は、iPadで絵を描いていく過程をプロジェクターで投影するという
自身で手法を考えたデジタルライブペインティングで、
海外の音楽フェスに出演、日本では音楽ライブ、
お芝居でコラボし活動しています。

現在、舞台照明の仕事をする傍ら、
絵画の創作活動中。

https://mchiemi1118.wixsite.com/chiemi-hp

大阪出身のクリエイター
1999年〜2012年までバンドcuneのボーカリスト/ソングライターとして活動し、以降ソロに転向。
現在は電子音楽を制作するミュージシャンとして活動するかたわら、
Touchdesignerによる映像制作や、イベントフライヤー制作、ジャケットデザイン、印刷データ作成までこなす。

2023年初のエレクトロニカ作品「The Astronaut Is Here E.P」リリース。

まずは、この素晴らしいチャレンジ的な機会を作っていただいた主催のToNoに感謝です。
そしてこういった実験的音楽やアートを観に来て下さった好奇心あるお客様に大大感謝です！

さて、私的レポートになります。
まず、Ryozoくんと私たちのユニットでは、同じ映像と音楽でも全く違った世界で
Ryozoくんは音楽も完成されたオリジナル、そしてその音楽に同期させた映像はプログラミングされていて、もの凄い頭脳と労力下準備が必要となります。
私たちは、プログラミングは無く、その場で音と映像を作っていく作業。
一見使っている物はデジタルですが、やっている事はアナログ。
という事で、みんながそれぞれの個性を発揮したイベントとなりました。

ToNo&Chiemi ではどのキッカケでこうするという打ち合わせは無く、全てが即興なので、2人中でイメージだけ共有することにしました。

それは、まさに『今』という混沌とした時代を表現し、しかし最後は希望を持って終わるという事

私の中でもこの世の中に対して、感じている事は様々にあるけど
言葉を持って上手く表現出来る能力は残念ながらない。
しかも人の考えは、育ってきた環境や今生きている上での環境で大きく変わるので
自分の意見を押し付けるのもおかしい。
実際に同じような体験をしてこないと、本当の共感など出来ないのです。

これが正しいということはひとつもないし、
自分が間違った味方をしている可能性だってある。

それでも、自分の中には思う事がは沢山あって
言葉では表現出来ないモノをアートで表現出来れば
人の心の奥底に何かひっかかるものがあれば
聞き流さない、しっかり受け止めて考える、想像する、イメージするという事が
とても大事なんじゃないかと思って、
今回、観てくださった方に少しでも、心の奥底に何か引っ掛かって考える力が
湧き出れば、ひとりひとり、そんなイメージが出来ればもっと世の中は
変わっていくのではないかと思って、そんな希望をもって今回の映像となりました。