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商品力強いと甘く見てると失敗するよ

一般的に毎年130%以上成長している、saasのスタートアップに大手企業から転職、またはレッドオーシャンの商品を扱ってる会社から来た人たちが勘違いしがちなこと。「商品力強い」「商品力の強さに営業は甘えている」「商品力に任せた組織」だから、ここが甘い、テコ入れすれば上手くいくという幻想。

まず勘違いして欲しくないこと

大手企業、これまで実績がありコモディティ化している商材を扱ってる会社は全てではないと思うが、組織基盤(特に営業・営業管理職が無自覚でやれている日々のこと)が強固であること。スタートアップはこれが整っていない。課題はめちゃくちゃある。前職の基準で比較をして、だからダメと安易に評論家になっても何も前に進まない。

問題はたくさんある。すぐに見つかる。でもそれはあなたが優秀だから見つけられるわけではない。

問題点なんか誰でも沢山指摘できるのがスタートアップ。その沢山ある問題の中で、限られたリソースの中で何に取り組むか、何は外してはいけないかを見極めることが重要。これは簡単ではなく、失敗しながら、痛みを伴いながらやっていく必要がある。それを簡単に目についたことを鬼の首を取ったかのように言うのは恥ずかしい。

商品力が強い。でも組織を爆発的に成長させられるかは別問題

顧客の課題を捉えたいい商品でも、それが売り上げと直結して、非連続な成長をさせられるようにするには組織の力、営業の力が必要。商品力が強いので胡坐をかいている。ではなく、この商品力を世の中に早く・広く・意図的に広げる方法が作れるかが重要。それは簡単なことではない。

最近入社してきて批評をする人を見ながら、過去の自身の戒めを含め残しておきたい。

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