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AI実装検定の過去問を自己採点:数学問題01~20(20問)

この記事は、AI実装検定の問題01~20にあたる数学問題の自己採点解説です。AI実装検定は全60問を60分で解くタイムアタック式のAI実装者向けの試験です。全60問の内訳は、数学問題20問、プログラミング問題20問、AI問題20問と言うように、3カテゴリーに分かれていて、問題01~20問が数学問題にあたります。

AI実装検定とは

G検定・E検定への登竜門的立ち位置の資格で、千代田区に本社を置くStudy-AI株式会社が主催するAI関連の検定試験です。

下図のように、AI実装検定は、AI最高峰の「E試験」と同様な開発実務向けの試験であるが、レベルを比較的に簡単にしたもの、開発向けエントリー試験という位置づけ。

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この記事について

この記事は飽くまで個人が受験した所感、試験の解答は自己採点のため、間違ってるところもあるかもしれません。実際に過去問もその回答も出回っていないため(実際の解答も採点結果の発表もありません)、こういう問題がでるんだなという程度にとどめていただけますようお願いします。また実際の今後の試験内容とは異なると思います。

AI実装検定の過去問題

凡例:解答の最後に「●」があるものが自己採点した解答です。
○ 設計や構築
○ 探索や推論 ● // ← 自己採点した答え
○ 認識や検出
○ 分類や回帰

・・・

第01問

以下の文章を読み、次の問題に答えよ。

ベクトルを使えるとこんなことに繋がる!コンピュータが言語を扱うときに、単語をベクトル化する Word2Vec という手法があり、これは単語の意味や文法を捉えるために単語をベクトル表現化して次元を圧縮したものである。メリットとしては、単語間の意味に基づいて関係性を理解することができるようになる。具体的に言うと、「王様」- 「男」+ 「女」= 「女王」、「パリ」- 「フランス」+ 「日本」= 「東京」といった演算が可能になる。さらに、この手法の延長線としてfacebookよりfasttextという手法が提案された。

問題
次のベクトル計算で、当てはまる数値が全て正しい選択肢を選べ。

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Webのお仕事、元phpプログラマ、今主にWebディレクタ、たまにエンジニア、UXディレクタ、LTのネタ探ししてます。