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令和3年度分確定申告をしてみた
毎年のことですが令和3年度分の確定申告をしてみたので履歴がてらメモに残しておきます。
必要なもの
☑ 利用者識別番号とパスワード
☑ 源泉徴収票(会社から発行されるもの)
☑ 整理番号(税務署から送られてくる毎年同じ番号)
☑ ほか雑収入等のデータ
ちなみに昨年度は詳細に書き残していたのでそれを頼りに何やるんだっけを思い出しながら
国税庁の確定申告特集ページを参照
![](https://assets.st-note.com/img/1647032040084-Ll6L7NGxpu.png?width=800)
国税庁のトップページから「確定申告特集」バナーがあるのでそこから入っていくと安心です(フィッシングサイトには気を付けよう)
![](https://assets.st-note.com/img/1647032086505-o86fjOQAsd.png?width=800)
国税庁 確定申告書等作成コーナー
国税庁 確定申告書等作成コーナーがあるので、新規の場合は作成開始、保存データを読み込んで作成する場合は後者になりますが、過去のデータから利用することにするので今回は後者を選びます。
![](https://assets.st-note.com/img/1647032171159-HYsB5etTZ8.png?width=800)
過去の年分のデータを利用して新規作成
過去の年分の保存データ(「.data」)を読み込んで、新規に申告書等を作成します。
令和2年分のデータを利用して、令和3年分の申告書を作成する場合。
![](https://assets.st-note.com/img/1647032307853-4XApJNW50m.png?width=800)
税務署への提出方法を選択してください。
昨年とは違ってe-Taxにも2種類しかなかったのが今年から3種類に代わってるようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1647032439438-sOFLPQtKmL.png?width=800)
今回は過去に「ID・パスワード」での登録情報がすでにあるのでこの方式を採用するが、スマホでカードリーダーできる場合はスマホでもできるようになっているが今年は2次元バーコードでできるようになったようでです。
スマホでできるようになったってことで複雑な入力がない人はスマホでやる人が増えたようでそれはよかった。
ご利用のための事前準備を行います
対応OSや対応スマホも順次増えていると思われるが、Chromeでも使えるようになったのは実は最近だったりもする。
![](https://assets.st-note.com/img/1647032599719-uW2Dww4Ppy.png?width=800)
利用者識別番号等の入力
昨年使った利用者識別番号を使ってログインします。
![](https://assets.st-note.com/img/1647032722345-EZOQTAuheh.png?width=800)
間違いなければ以下のようなOKがでます。
![](https://assets.st-note.com/img/1647032881590-I3T9PAaOsn.png?width=800)
e-Tax等への登録情報は次のとおりです
過去の情報から基本情報の確認ができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1647033020743-zod0MGNrWd.png?width=800)
過去の予定納税額等の金額や確定申告書の作成年分に応じた届出等の情報を確認する場合は、以下より該当する年分にチェックを入れてください。は特に参照してもよいが特に関係はありません。次へ進みます。
令和3年分の申告書等の作成
今回私の場合は「所得税」のみなのでそれを選びます。
![](https://assets.st-note.com/img/1647033264305-6x5r7R8Hgi.png?width=800)
過去の年分のデータの読込
![](https://assets.st-note.com/img/1647033375146-fxYvA9s8cI.png?width=800)
読込内容の確認
過去のデータから今年の分の本人情報を参照してくれてます。
![](https://assets.st-note.com/img/1647033469454-nXEQ5dwqx5.png?width=800)
読込項目の選択
昨年とはちょっと表現が変わってるがほぼ同じような項目になってました。「住宅借入金特別控除情報」がなくなってるのが気になる。
☑ 本人情報(住所及び氏名等)
☑ 給与支払者情報
☑ 雑(その他)所得に係る収入情報
☑ 配偶者情報
☑ 扶養情報
☑ 還付金口座情報
☑ 住民税情報
![](https://assets.st-note.com/img/1647033532954-NLGpAdNStQ.png?width=800)
申告内容に関する質問
申告内容に関する質問は以下の通り、給与収入があり、青色申告はなし。
![](https://assets.st-note.com/img/1647033898368-ElwMVpEBzS.png?width=800)
収入金額・所得金額の入力
やっと全体像が現れましたそれぞれ入力しますが、いったんここで一時保存ができるので念のため保存しておきます。(画面右下の白いボタン)
「r3syotoku.data」みたいなファイルに10kb程度の小さいファイルなので何度でも保存しておきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1647033962163-1kbh0yQTrl.png?width=800)
給与等の支払者から交付された源泉徴収票の入力
上記の「給与所得」ボタンから給与所得の専用画面で源泉徴収票の内容の入力をします。
![](https://assets.st-note.com/img/1647034269856-ZgDQsQkfJt.png?width=800)
給与所得の入力
それぞれ源泉徴収に記載の内容と金額を入力していくだけです。
![](https://assets.st-note.com/img/1647034667133-LngNWmeK7N.png?width=800)
今回記入した項目は以下の通り適宜忘れなく、昨年の申告内容と差がないか確認しつつ、今年の源泉徴収の記入内容を入れていく。
①支払金額
②源泉徴収税額
③「(源泉)控除対象配偶者の有無等」、「配偶者(特別)控除の額」
⑤16歳未満扶養親族の数の記載
⑥社会保険料等の金額
⑦生命保険料の控除額の記載
⑦生命保険料の控除額
⑧新生命保険料の金額
⑬地震保険料の控除額の記載
⑬地震保険料の控除額
⑮住宅借入金等特別控除の額の記載
⑮住宅借入金等特別控除の額
B 居住開始年月日 【1回目】
C 住宅借入金等特別控除区分 【1回目】
D 住宅借入金等年末残高 【1回目】
㉑支払者
配偶者(特別)控除の入力
配偶者(特別)控除の入力がある場合は入れます。
青色申告者の事業専従者として給与の支払を受けている方及び白色申告者の事業専従者は、配偶者(特別)控除の対象になりません。夫婦の間で互いに配偶者特別控除の適用を受けることはできません。
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扶養控除の入力
扶養控除がある場合入力します
![](https://assets.st-note.com/img/1647036308007-37nLN1mf67.png?width=800)
雑(その他)所得の入力
副業とかで雑所得がある場合、それがAmazonのアソシエイトの収入の場合以下のように記載します。Amazonアソシエイトの「支払い履歴の確認」から税対象期間の紹介料を集計して合計がそれにあたります。
Amazonアソシエイトで、ひと月の報酬が12万を超える場合、源泉徴収されている可能性があるのでその場合は二重支払いになってしまうので源泉徴収欄にその額を記入する。なければ0円と入れる。有無は「支払い履歴の確認」表を見れば書いてあるのですぐわかるはずです。
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ここまでで上半分が終わった。下半分(土地や株式配当金など)は今回ないので省略して次へ進む
![](https://assets.st-note.com/img/1647037979377-DvMcY5J26q.png?width=800)
所得控除の入力
所得から差し引かれる金額(所得控除)に関する項目の入力を行います。
ここでは「ふるさと納税」や「医療費控除」がある人はここで控除額を追加していきます。が今年はふるさと納税やってないので省略。
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医療費控除
医療費控除が使えるかは、私の場合Zaimで家計簿入れてるので「Zaimの私の医療費」を見るとすぐわかるようになってます。残念ながら昨年度は5万ちょっとしか使ってなかったです。子供が出産時はかなりの額になったが2年目となるとそこまで使ってないようです。
医療費が 10 万円を超えていないため、2021 年分の医療費控除は受けられません。健康な証拠です。
そのため入力しても意味がないので、そもそも控除にならないので入力画面に行く必要もないのでスキップです。
![](https://assets.st-note.com/img/1647038348938-G8LLnNeJoU.png?width=800)
20万を超える場合は以下のようなフォーマットに適用して入力しますが、Zaimでダウンロードしてインポートもできるので便利です。
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税額控除・その他の項目の入力
住宅控除をするのがここですが、私の場合は3年目なので、確定申告では不要で、前年度にすでに確定申告しているため、その年の年末調整で申請しているので、2年目からは住宅控除は年末調整で。となります。なので一番最初の源泉徴収票の入力ですでに入っている状態になっていました。そうじゃない方はここに入力します。
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計算結果確認
納付する金額は、 〇〇〇〇〇円 です。と出ます。この金額が高ければそれだけ税金を納めたかすでに控除されてなくなっているかのどちらかです。この分をふるさと納税にするかどうかってのがあるが控除がたくさんある人はそもそもこの納税額がゼロになってる場合があるので注意です。高額な控除がない場合はぜひ、支援したい地域へのふるさと納税しておいしいもの?を食べよう。
![](https://assets.st-note.com/img/1647039119673-vnip4uqvZO.png?width=800)
納税額は〇〇〇〇〇円です。のアラートがでます。
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住民税等入力
1 給与・公的年金等に係る所得以外の所得がある方の住民税の徴収方法の選択
2 16歳未満の扶養親族がいる方の入力項目
3 別居の配偶者・親族・事業専従者がいる方の入力項目
4 配当所得等がある方の入力項目
5 株式等譲渡所得割控除税額がある方の入力項目
6 事業所得や不動産所得がある方の入力項目
![](https://assets.st-note.com/img/1647039322936-l1voWhKLvI.png?width=800)
納付について
▼振替納税
令和3年分の期限内申告分の振替日は、令和4年4月21日(木)です。
再度振替依頼書を提出される場合は、令和4年3月15日(火)までに提出してください。
▼電子納税
令和4年3月15日(火)
e-Taxを利用してダイレクト納付又はインターネットバンキング等から納付する方法です。
▼クレジットカード納付
令和4年3月15日(火)
「国税クレジットカードお支払サイト」(外部サイト)上での手続により、納付受託者へ国税の納付を委託する方法です。
▼コンビニQR納付
期 限令和4年3月15日(火)
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マイナンバーの入力
マイナンバーがお分かりにならない場合は、「次へ進む」をクリックし、表示されるメッセージをご確認ください。
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送信前の申告内容確認
☑申告書等送信票(兼送付書)
☑申告書B第一表【 申告内容確認票 】
☑申告書B第二表【 申告内容確認票 】
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電子送信と別途提出
今回の申告内容だとすべて電子送信で済むようです。
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申告書等の送信・印刷
e-Taxには利用可能時間がありますので、送信前にこちらをご確認ください。
利用可能時間外の場合、画面下の「入力データを一時保存する」ボタンからデータの保存を行い、利用可能時間内に送信してください。
令和4年3月15日(火)の24時を過ぎて受信した令和3年分の所得税確定申告データは、確定申告期限後に提出されたものとなりますのでご注意ください。
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確定申告書データの送信
令和3年分の確定申告書データを送信します。
ID・パスワード方式の届出完了通知に記載されている利用者識別番号の暗証番号を入力し、「送信する」ボタンをクリックしてください。暗証番号を変更した場合は、変更後の暗証番号を入力してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1647040866270-vFKlpyfaBb.png?width=800)
正常に送信が完了しました。
送信完了しました。
送信したデータは受付処理中です。以下の「受付結果を確認する」ボタンをクリックし、受付結果を確認してください。
なお、以下の情報は次の画面でも確認できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1647040972097-hHSeXjSRTX.png?width=800)
正常に受付が完了しました。
以下の内容で令和3年分の確定申告書データを正常に受け付けました。
なお、以下の情報は次の画面以降で印刷する帳票でも確認できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1647041063722-LfulR25SgS.png?width=800)
申告書等の送信・印刷
![](https://assets.st-note.com/img/1647041109452-iRXw58iutq.png?width=800)
感染症の影響により納税が困難な方へ
新型コロナウイルス感染症の影響により、国税を一時に納付することができない場合、税務署に申請することにより、原則として1年以内の期間に限り、猶予が認められることがありますので、所轄の税務署(徴収担当)にご相談ください。
詳しくは、新型コロナウイルス感染症の影響により納税が困難な方へをご確認ください。
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納税をする
振替納税を利用される方
令和3年分の振替日は、令和4年4月21日(木)ですので、預貯金残高をご確認ください。
振替依頼書を提出される方は所轄の税務署又は利用される金融機関に、令和4年3月15日(火)までに提出してください。
なお、振替依頼書をオンラインで提出される方は、以下の「振替納税を申し込む」ボタンから手続を行ってください。
オンラインで振替納税の申込み(変更)を行う方振替納税を申し込む
「振替納税を申し込む」ボタンをクリックしても正しく画面が表示されない方は、こちらから手続を行ってください。
※オンラインで振替納税の申込み可能な金融機関はこちらをご確認ください。
オンラインでダイレクト納付の利用申込みを行う方
税務署及び金融機関において所定の登録作業が完了すると、メッセージボックスに登録完了メッセージが格納され、ダイレクト納付が利用可能となります。
ダイレクト納付を申し込む
「ダイレクト納付を申し込む」ボタンをクリックしても正しく画面が表示されない方は、こちらから手続を行ってください。
※オンラインでダイレクト納付の申込み可能な金融機関はこちらをご確認ください。
インターネットバンキング等で納付をされる方
令和4年3月15日(火)までに納付手続を行ってください。
インターネットバンキングを利用する
「インターネットバンキングを利用する」ボタンをクリックしても正しく画面が表示されない方は、こちらから納付手続を行ってください。
クレジットカード納付を利用される方
令和4年3月15日(火)までに納付手続を行ってください。
クレジットカード納付を利用する
「クレジットカード納付を利用する」ボタンをクリックしても正しく画面が表示されない方は、こちらから納付手続を行ってください。
コンビニQR納付をされる方
令和4年3月15日(火)までにコンビニエンスストアの窓口で納付してください。
窓口納付をされる方
令和4年3月15日(火)までに金融機関又は所轄の税務署の窓口で納付してください。
振替依頼書のオンライン提出(所得税)
預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書(振替依頼書)について、パソコン・スマートフォン・タブレット端末からe-Tax(国税電子申告・納税システム)を利用し簡単な操作により提出することができます。
税務署及び金融機関窓口に出向く必要がなく、振替依頼書への記入や届出印の押印も不要です。
オンライン提出を利用する場合に電子証明書は必要ありません。
オンライン提出の利用可能な金融機関と預金口座の種類等については「オンライン提出利用可能金融機関一覧(振替納税)」(国税庁ホームページ)をご確認ください。
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ネット口座振替受付サービス
他のサービスでもよく見る口座振替サービスにつながります。
![](https://assets.st-note.com/img/1647041977737-Wfw1SNvJvF.png?width=800)
口座振替完了したらすべて終わりです。
お疲れさまでした。(ただいま朝の8時)
令和2年度確定申告
ICカードリーダライタ
Webのお仕事、元phpプログラマ、今主にWebディレクタ、たまにエンジニア、UXディレクタ、LTのネタ探ししてます。