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劇作家デビュー??戯曲リーディング「わたしのそばの、ゆれる木馬」がYouTube配信中です!

編集部のお蝶さんです!
 
お蝶さんは編集者・ライターという本業の傍ら、戯曲を学んでいました。(戯曲とは演劇の台本で、文学ジャンルの一つです。映画やドラマのシナリオとはちょっと違います)
 
プロの劇作家によるリアルやオンラインの講座を定期的に受け、お仕事では味わえない創作の面白さに魅了されつつ書き続けていました。

その努力が実り??
 
初めての長編戯曲「わたしのそばの、ゆれる木馬」が28回劇作家協会新人賞佳作をいただきました。そして、賞を主催する日本劇作家協会によってリーディング作品にしていただき、YouTubeで無料配信中です。

昨年12月、リーディングの収録に立ち合いました。
舞台で活躍している実力派の俳優さんたちが、私の書いたせりふをしゃべってくださるなんて…。夢のようでぼーっとしました。
そして、演出を担当してくださったのは、歴史物の作品でいつも高く評価されている劇団チョコレートケーキ主宰の日澤雄介さん!

ぜいたくすぎる!

実際に俳優さんたちがせりふをしゃべり、戯曲を立ち上げてくださると、文字だけでは分からなかった自分の課題が見えてきます。新人劇作家に素晴らしい学びの機会を与えてくださった日本劇作家協会の先生方に、感謝しかありません。

ワタクシ(前列中央)の左隣が戯曲を審査してくださった劇作家・演出家の鹿目由紀さん。右隣が演出家の日澤雄介さん。後列も活躍されている日本劇作家協会の先生方。

「なぜ戯曲を?」とよく尋ねられます。
私の場合はちょっと変わっていて、24歳と21歳の息子たちが書き始めたきっかけです。中高校生の頃から演劇に夢中になった彼らの出演作品を観劇し、持って帰る上演台本を読むうちに自分でも書きたくなりました。
 
生活していて日々感じるやるせなさや息苦しさ。「おかしいじゃん!」と憤ってしまう社会的な課題。それを直接的には描写しないで、何かに例える、おかしさに転化する、またはエンターメテインメントとして飛躍させるって、やっぱり高度な技やセンスが必要です。しかも、演劇は映像やアニメと違って制約がいっぱいあります。
 
だからこそ、面白いし難しい。挑戦するかいがあります。
 
「俺たちの背中をオカンが猛然と追ってきて、怖いわ~~」と、ウチの息子たちは笑います。「うかうかしていると、いつか追い抜いてやるでえ~」と、オカンは息まいています。

自分で書いた作品について、演出していただいた日澤雄介さんのインタビュー記事はこちら。↓
 


(お蝶さん)

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