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どう分ければ、捨てられる?(エニアグラム別考察・タイプ4編-2)

こんにちは、片づけ習慣化コーチの牛尾恵理です。

片づけを成功させるための最大のポイントは、「いかにモノを減らすか」。

でも、いざ捨てようとすると、どれもこれも必要に思えて、判断できない・・・

そうお悩みの方に向けて、エニアグラムの「9つの性格タイプ」別に「こう分ければ、捨てられるかも?」という考察をしていきたいと思います。

少しでも判断基準を作るためのヒントになれば幸いです。

今日は、前回↑の続きになります。

タイプ4が陥りがちなパターン

通常の段階のタイプ4は、自分の気分や感情的反応から一旦抜け出せなくなると、一般的に人から離れます。

それはさらに人に自分をさらすことから、そして侮辱されたり拒絶されたり、見捨てられるリスクを冒すことから自分を守るためです。


エニアグラム【実践編】人生を変える9つのタイプ活用法より

個性的・繊細・芸術肌なタイプ4は、他のどのタイプよりも色鮮やかな「感情」の世界で生きているように感じます。

自分自身の微妙な感情の揺らぎをキャッチできるため、そちらに意識が持っていかれてしまうと、自己陶酔モードに入ってしまいがち。

特に、ダークな気持ち(憂鬱、悲しみ、苦しみ、妬みなど)が湧き上がってしまうと、その感情にどっぷり浸ってしまうこともあるでしょう。

そして、それをむしろより強く味わおうとするかのごとく、その感情をもたらす行動や思考がエスカレートし、深みにはまっていく・・・

そんな自分はとても人には晒せない、という思いから、人や社会から離れ、引きこもったり、家出状態になることも、タイプ4にとってはよくあることかもしれません。


片づけの場面ではどう表れるか

タイプ4が一旦そういうダークな感情に落ち込んだ場合、部屋は信じられないほどに荒れる可能性があります。

全てにおいてやる気がなくなり、ゴミをゴミ箱に入れることすらままならず、部屋じゅうにモノというモノが散乱してしまうこともあるでしょう。

しかも、家族から「片づけろ」と言われれば言われるほど、頑なに心の扉を閉ざし、反抗的な態度を強めてしまうのがパターンです。


なので、タイプ4にとっては、「自分を理解すること」と、「最も身近な周りの人から理解されること」がとても重要です。

「ああ、また潜っちゃったか」とか、「いつもの、蛹状態ね」と、理解し、少し距離をとりつつも、あたたかく見守ってもらえるのならば、タイプ4は自分でもよくわからない直感的なタイミングで、浮上してきます。

その頃には、この数週間の落ち込みようとはまるで別人のように、目を輝かせ、饒舌にアイデアを語り出すかもしれません。

何か「やりたいこと」を見つけたタイプ4のエネルギーは爆発的ですから、「こんな部屋ではそれができないじゃない?!」とばかりに猛烈に片づけをし始めても、本人にとっては不思議なことではないでしょう。


なので、自分自身がタイプ4で、感情が落ち込み、家がカオスになったとしたら、「(ある時何か閃いて浮上すると)信じて、気ままなことをしながら待つ」というのが、一番良い方法のように思います。


こう分ければ、捨てられるかも?(タイプ4への3つの「分け方」提案)

浮上し、「片づけモード」になったタイプ4なら、自ら独自の片づけ法を工夫しつつ、一人で進めていけるかもしれません。

とはいえ、写真集や、過去の作品や、思い出のぬいぐるみなど、こんなにいらないのに「なぜか捨てられない」と思うものは出てくると思います。

そこで、あくまでもヒントとして、3つの「分け方」を提案したいと思います。

つづく


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