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うさギリス×片づけ習慣〜性格4タイプ別片づけ習慣術(3)〜

こんにちは、片づけ習慣化コーチの牛尾恵理です。

古川武士さんのこちらの本を参考に、性格4タイプ別の「片づけ習慣」について考察しています。

各タイプ別の基本特性はこちら。

やると決めたら、
「ガーッと一気にやろうとする」のが、うさぎ。
「計画を立ててコツコツやろうとする」のが、かめ。

やる理由が
「問題解決」や「リスク回避」のためだと燃えるのが、アリ。
「目標達成」や「快楽獲得」のためだと燃えるのが、キリギリス。

前回は、「うさアリ」タイプの「片づけ習慣」について深掘りしてみました。

今回は、「うさギリス」タイプについて考察してみます。

うさギリス×片づけ習慣

うさギリスの行動傾向は、「ガーッと一気にやろうとする」。
動機傾向は、「目標達成」や「快楽獲得」のためだと燃える。

片づけについて、本の中から引用すると・・・

うさギリスは、こまめに整理整頓をしたり、収納方法を考えたり、定位置を決めて守り続けたりするのが苦手です。

「性格4タイプ別習慣術」古川武士著

笑えるほど言い切っちゃっているのは、著者の古川さんが筋金入りの「うさギリス」だからでしょう。
そして、古川さんが主催する習慣化オンラインサロンには、同じ波動の「うさギリス」さんが多く、明らかに似た傾向がありました。

私の娘も典型的なうさギリスなので、これは本当にその通り当てはまっていて、足の踏み場もないほど部屋が散らかるのは日常茶飯事です。

さて、そんなうさギリスが片づけ習慣を成功させるためには・・・?

うさギリス向け3つのアプローチ

本では、うさギリス向けに3つのアプローチが紹介されているので、抜粋して引用します。

1)一気に片づけて仕組みを作り、週に1回だけのメンテナンスで済むようにする
2)ミニマリストになると決めて徹底してモノを持たないようにする
3)ベビーステップで進める

「うさギリス」の特徴的なキーワードは、
・好奇心
・直感力
・発想力
・行動力

これは、違うタイプの目から見ると、本当にその通りで(私はうさアリタイプです)、うさギリスの「ピンと来た」直後の爆発的な行動力には、いつも脱帽させられます。

その分、小さくコツコツ「保守メンテナンス」し続ける、みたいなことは本当に苦手のようで、まさにその代表格である、「片づけ・掃除」には苦手意識のある方が多いです。

なので、もうこれは「性分」なんだと受け入れ、いい意味で開き直ることがスタートです。

その上で、3つのアプローチについて、私目線で解説してみます。

1)一気に片づけて仕組みを作り、週に1回だけのメンテナンスで済むようにする

もし今、部屋の状態が既にお手上げ状態ならば、「プロの手を借りて」数日間集中して片づけ切ってしまうのは良い方法だと思います。

オススメは、こちらのやり方。

バックヤード(クローゼット・押入れなどの収納庫)に押し込まれている不用品から手をつけ、1日5〜7時間×3日×一家総出×プロで行う、いわば片づけブートキャンプな感じ。

石阪京子先生のブログにはクライアントさんの劇的なビフォーアフター写真がたくさんあって、私も片づけ中に毎日のようにその写真を眺めに行っていました。

片づけは、前後変化が派手であればあるほど、痛快なエンタメになります。

今現在のめちゃくちゃな部屋の状態は、後から笑えるネタになりますから、ぜひ「ビフォー写真」として撮ってみてください。

うさギリス傾向の強い私の息子(11歳)は、よく「片づけタイムラプス」動画を作って見せてくれます(本人の許可が得られず掲載できないのが残念)。


2)ミニマリストになると決めて徹底してモノを持たないようにする

全体的に満遍なくバランスが取れているゼネラリストよりも、何かに突出しているスペシャリストでありたい、という「うさギリス」は多いように思います。

もしそうなら、「ミニマリスト」アイデンティティを持つと決めてしまうのはとてもおすすめです。

旅行の時のように、「必要最低限」の持ち物はコレだけ!というのが決まれば、驚くほどの自由と身軽さが手に入ります。

とにかく飽きっぽいうさギリスにとって、習慣化の肝は、いかにスタートダッシュ(初速)を活かして自分を軌道に乗せるかどうか。

ミニマリストになり、物理的にモノとのしがらみが極端に少ない状態になれば、ありとあらゆる習慣を身につけやすくなります。


3)ベビーステップで進める

とはいえ、好奇心旺盛なうさギリスのこと、興味の湧いたありとあらゆることを体験するのに忙しくて、やっぱり片づけにまとまった時間をとるのは難しいかもしれません。

そんな多忙な方には、最強の習慣化兵器、「ベビーステップ」で進めるのが一番。

1日24時間のうちの1%、15分だけは「片づけ集中タイム」として、歯磨きと同じレベルの日課として落とし込むのはどうでしょうか。

その場合はタイマーをセットして、ゲーム感覚で楽しみます。

例えば、その15分間で
・どれだけ片づけられたか
・いくつ捨てられたか
・どれだけ汚れを取ったか
を記録してみるとか、

RPGのように「混沌の冷蔵庫にて、強敵(ドロドロになったほうれん草)と遭遇!息を止めて処分!」のように片づけ実況日記をつけて楽しむとか。

もともとうさギリスはアイデアマンですから、「いかに楽しむか」にフォーカスして片づけに取り組むのはおすすめです。


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