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自分自身と付き合うスキル・3ステップ(1)

こんにちは、
片づけ習慣化コーチの牛尾恵理です。

今日は昨日の記事の続きです。


自分自身と付き合うスキル・3ステップ

卑屈にならず、自暴自棄にもならず、健全な自己肯定感を持って人生を豊かに生きるためには、「自分自身と付き合う術」を身につけることが重要。

そのための自分自身と付き合うスキル・3ステップについて解説します。

自分自身と付き合うスキル・3ステップ
1、いつものパターンに気づく
2、自分の価値観とつながるゴールを思い描く
3、変えるポイントを1つに絞り、具体的な流れを作って試す

コーチングを習ったことがある方はご存知だと思いますが、「GROWモデル」という有名が流れがあります。

G;GOAL(目標)
R;REALITY(現状)、RESOURSE(資源)
O;OPTIONS(選択肢)
W;WILL(意志)

これらについて自問自答しながら紙に書き出すことは、セルフ・コーチングとしても、とても有効。

でも、悩みの渦中にいる時は、目標(GOAL)は思い描けないことがよくあります。

そういう時は、いくつか視点を変えつつ、自分自身の「いつものパターンに気づく」(REALITY)ところから始めてみるのがオススメです。


1、いつものパターンに気づく

いつものパターンと言っても、表層的な事実や、行動のできた・できなかったことの分析に止まるのでは、不十分です。

もちろん、それらを振り返り認識するのは重要ですが、さらに大切なことは、「自分だけが感じている」より深い内面的な部分。

それを理解するためには、習慣化コンサルタント古川武士氏が提唱する、この氷山モデルが役に立ちます。

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ある事実に対して、「環境・行動・思考・感情・ビリーフ*・本質」という6つのレベルにおいて、パターンを認識することができれば、かなりの高いレベルで「自己認識」することができます。

*ビリーフ;真実だと信じていること、思い込み。


水面下の部分は、人からは見えず、自分自身の内側で起こっていること。

特に深くなればなるほど、「潜在意識」となっていき、自分のビリーフや本質については、なかなか気づくこともできません。

だからこそ、言葉にして紙に書き出し、「可視化」することが重要です。

すると、「そうか、自分はそう考えていたのか、感じていたのか」とか、「そういうビリーフがあるということは、こういう価値観を持っているな」と、客観的に分析することができるようになります。


参考例として、今まさに私が直面している問題について、セルフコーチングで扱ってみます。


問題例;note の更新時刻が遅すぎる

ー現状において、問題だと思っているのは、どういうことですか?(環境・行動=事実)

問題;noteの更新が毎日22時過ぎていること。最新note記事のリンクを載せたLINE(公式アカウント)の配信時刻は、さらに遅くなること。


ーその現状に対して、どんな考えや感情が湧き起こりますか?

考え(思考);流石に22時過ぎは遅すぎる。不快に感じる人もいるだろう。そもそも一記事書き上げるのが遅すぎる。私には文才がない。

感情;不甲斐ない。申し訳ない。情けない。


ーその考えや感情が生まれる原因になっていそうな、真実だと信じていること(ビリーフ)は何ですか?

ビリーフ;人が迷惑がることをしてはいけない。短時間でわかりやすく、心を揺さぶるような文章を書き上げられる人(文才のある人)は素晴らしい。やると決めたことはちゃんとやるべきだ。


ーそんなビリーフを持っているあなたが、本当に欲しいものや、ありたい姿は何ですか?(本質)

本当に欲しいもの;人の役に立ってる感
ありたい姿;理解するのは難しいけれど、人生の糧になるようなことを、相手にわかりやすく、受け取りやすく伝えられる人でありたい。


ーそれはつまり、一言で言うと?(本質)

智慧の伝道者でありたい


・・・と、こんな感じです。

真っ直ぐ、掘って掘って掘り下げていくと、なんか底に当たる感があります。

そのあたりにあるのが、今のところ自分が理解できるレベルの本質。

ここまで掘ることで、「現状を認識できた」と言える、と私は考えています。


納得感のある言葉が出たら、「ステップ2 自分の価値観とつながるゴールを思い描く」に進みます。

つづく

▼「片づけ祭り」では、こういうワークもやります♪

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