日々臆測/ヨシタケシンスケ

先日購入したヨシタケシンスケさんの
｢日々憶測｣を拝読しました📖´-
（2023,1,8 読了）

日々目にしたものこ見えていない部分をヨシタケシンスケさんの視点で臆測されたお話がギュッと詰まった1冊です。
イラストメインで言葉は添えられている程度なので、サラサラっと拝読できますが、やはり今回も気付きはたくさん。



本書を拝読しながら、日々の暮らしの中で目に見えているものだけで判断し憶測してしまう愚かさ、見えていない部分を見るために想像力を働かせる大切さを改めて実感しました。
ヨシタケシンスケさんの本はクスクスと笑えるものが多いのですが、その奥にはしっかりと大切なことが埋め込まれています。
だからサラサラ読みつつも丁寧に拝読したい。
そして、帯も装幀も細やかな仕掛けがあるので隅々までじっくり堪能したくもなります。



本書に書かれている｢無知ゆえに｣なんか特に。
自分たちが置かれている状況を俯瞰できているのか問われているように感じます。
俯瞰しているつもりになって満足していることが大半ではないかとも思います。




憶測でものを言うのをやめ、想像力を働かせて背景や本質を見るように一人一人が努めていくようになったら、この世界はもっと優しいものになるのでしょう。
まずは自分からだな。



心が疲れた時にソッと掬いあげてくれるような本に出逢えるって、本当に幸せだと思える1冊でした🤲

日々臆測 (飛ぶ教室の本)

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