空を駆けるジェーン/アーシュラ・K・ル=グウィン、村上春樹(訳)、S.D.シンドラー(絵)

積読本📚のなかから、アーシュラ・K・ル=グウィンの
「空を駆けるジェーン」を拝読しました📖´-
(2022,12,25 読了)

村上春樹さんの翻訳だったので購入した本です。
後から知りましたが、「空飛び猫」というシリーズもので本書は第4弾。
第4弾から読んでしまいましたが、まあヨシとしておきましょう。

アーシュラさんの他の著書も拝読したいと思い調べてみたら「ゲド戦記」を書かれた人なんですね😳
これはいずれ拝読せねば🙌

さて、本書は文庫サイズの絵本です。
まず、絵が素敵。物語に猫さんがたくさん出てくるのもいい。
翼を持った黒猫ジェーンが、代わり映えしない日常から抜け出すために旅に出るお話。
旅に出て色んなものを見て経験して、時には傷つき怖い目に遭うこともあったけど、その中で成長し自分の本当の居場所を見つけます。


そんなジェーンはなんとなく自分と重なるところがあるなと思いました。
20代半ばで何かを変えたくて地元福岡を飛び出し関東へ行き。
酸いも甘いもたっぷり経験して、もう関東に居るのが限界になってきた頃に両親が救いの手を差しのべてくれたことで帰福して。


やっぱりここが私の居場所なんだなと感じています。
関東はとても刺激的な日々でしたが、福岡の少しゆっくりした感じが私には合っているのでしょう。
そして何より両親の傍にいれることが嬉しくて。
時にはぶつかることもありますが、この今の暮らしを大切にしたいと思います。





自分らしく生き、自分の居場所を再確認したジェーンのように在りたい私も。

空を駆けるジェーン (講談社文庫)

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