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82年生まれ、キム・ジヨン






チョ・ナムジュのベストラー小説を映画化した、
『82年生まれ、キム・ジヨン』を視聴しました。

本作品は、mameさんのコラムを拝読して気になっていたもの。









。* ❤︎…  あらすじ …❤︎*。


結婚を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨンは、母として妻として生活を続ける中で、時に閉じ込められているような感覚におそわれるようになる。
単に疲れているだけと自分に言い聞かせてきたジヨンだったが、ある日から、まるで他人が乗り移ったような言動をするようになってしまう。
そして、ジヨンにはその時の記憶はすっぽりと抜け落ちていた。
そんな心が壊れてしまった妻を前に、夫のデヒョンは真実を告げられずに精神科医に相談に行くが、医師からは本人が来ないことには何も改善することはできないと言われてしまう。
映画.comより





世間に押し付けられる『とは』は、本当に重くのしかかってくるものです。
『女とはこうあるべき』『男とはこうあるべき』、この他にもたくさんの『〜とはこうあるべき』がありますよね。
本作では特に女性にのしかかる重圧を描かれていましたが、その裏で男性にもまた別な重圧があることも改めて知れたような気がします。



私に降り掛かる『〜とはこうあるべき』は、
”女なら結婚して子供を産むのが幸せ”という概念でしょうか。
この言葉を投げかけられることは少なくはありません。
そして、自分でもどこかでそんな思い込みが刷り込まれていることも否めません。
先ずは、自分の中にある刷り込まれた思い込みを手放すことが大切なのでしょう。



しかし、相変わらずコン・ユ(夫役)のカッコイイこと。
色んなことを考えさせられる作品ではありますが、コン・ユにキュンとし癒されました。
コン・ユという俳優は、切なさを含んだ優しく強い男を演じさせたら天下一品だと私は思います。



本作品は原作も拝読し、もう少しメッセージを深掘りしてみたいです。









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