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最強の英文法書「現代英文法講義」買いました

アメリカへ渡る前に、英語の勉強ということで数々の文法書に手を出しておりました。それこそ高校で使うようなロイヤル文法書やケンブリッジ出版の文法洋書まで、数多くの文法書に目を通しました。その中でも次元が違う文法書がこの「現代英文法講義」なのです。

本の概要

「英文法研究を集大成」「howを記述するにとどまらず、常にwhy」という名目にふさしく、そのほかの文法書では理解できなかった部分や理屈を考えずになんとなく使っていた用法に対して、限りなく近い答えを導いてくれるそんな文法書となっています。

英語ネイティブ話者が著す文法洋書も突き詰めれ日本語話者からすれば難解なことも多いですが、日本語で書かれている本と思えないほど難解となっている。

この本の何が最強か

高校までの英文法で習った分類からさらに細分化した分類や、聞いたことない文法用語が頻出する。

さらにある程度の日本語文法の教養も必要となる。例えば、現在系の説明として日本語での対応として「日本語のル形」に適用可能というような形で説明がされる。

そうは言っても、細分化され自然言語という特性上どうしても腑に落ちない部分を解決してくれる手段として最適な書物であることには、間違いない。

読み手の教養や事前知識によっては、大変わかりやすく有用な最強の文法書になることは間違いない。

で結局買いなのか?

書評というにはおこがましいくらい、内容を理解できていないが、英語を突き詰めて勉強したいという思いや、普通の文法書以上に理解をしたい場合に文法辞書として利用するのが良い。

逆に、とりあえず英語を喋れるようになりたい、TOEICで良い点数を取りたいという人には全く必要のない文法書である。

そもそも、アメリカで英語を流暢に喋っている日本人のほとんどは、高校文法さえも詳細には理解していないのである。でも喋れるのである。



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