お子様は未来のたいせつなお客様

私は以前、
某ハウスメーカー体験型ショールームのアテンダントをしていました。
（経験業界の多さよ笑…）

私たちショールームアテンダントは
まず最初に
「お子様は未来のたいせつなお客様」
というマインドを
しっかり身につけることを求められます。

ショールームには
構造体などの設備展示のほかにも
地震体験ハウスや３Dシアター、
当時は最先端だったVRなど
お子様たちの興味をひくコンテンツもたくさんあり
夏休みともなると、こどもたちだけで遊びにいらっしゃることも
とても多いのです。

なかには、
午前中から夕方まで8回も
地震体験ハウスに入る強者お子様グループも！

おなじハウスメーカーでも、
例えば展示場の窓から乗っている車の車種を確認して
お客様を値踏みし
「営業出かけてるって言って」とか
最悪の対応をする営業マンもいたり
（私はこの対応をみて、ココは一ケ月で辞めた）
ターゲット層以外にはほんとうに愛想のない接客をなさるところも
正直あるのですが

アテンダントとして働いていた、このショールームでは
「お子様は未来のたいせつなお客様。
いつか大人になって、家を建てたいなと思ったときに
子供の頃ここで遊んだ楽しい時間とともに
うちの会社のこともちょっとだけ思い出してくれたらうれしい。
いまこのときがそんな楽しいひとときになるように
お子様だけでいらしても丁寧にたいせつに対応すること」
というのが当然の姿勢。

ここでの経験が、その後の

お客様は平等。
一歩、ここに足を踏み入れたからには
購入しても購入しなくても
私のたいせつなお客様。
かならずひとりのこらず笑顔でお帰りいただけるように。

そんなきもちを自然とつくってくれた。
そして、
現在講師を務める専門学校の、学生アンケート。
「学生すべてに公平であるか」という項目で
毎年満点をいただけるのも
このマインドに触れられたからにちがいない。（最後はただの自慢）

冗談はさておき、
大きな成果は日頃のちいさな積み重ねから。

損得勘定じゃなく
ウラオモテもなく
いっしょうけんめいやっていくことが
きっといつか実を結ぶ。

私もそう思いつつ
がんばっています。

みなさまのがんばりが
大きな花を咲かせますように。

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