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「保険日誌」第2回 保険金支払の仕事をリモートワーク

「保険日誌」第2回 保険金支払の仕事をリモートワーク

新型コロナウィルスが猛威をふるっていますね。

死者もでていますし、経済への影響も大きく、今の閉そく感というトンネルの出口がいまだみえてこず、ただただおびえる日々が続いています。

デメリットをあげるのはこのくらいにします。暗いニュースは嫌いです。

コロナウィルスによるメリットをあげるならリモートワークの推進でしょうね。

小坂さん(金融保険系の人) @70kosa さんとのツイートにはいつも学びが多いです↓↓後述しますがリモートワーク導入の道筋を明確にしてくれています。

まず、コロナウィルスの前にBCP※が流行りかけていたんですよね。

※BCP(事業継続計画)

企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合に、事業資産の損害を最小限にとどめて、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画


大企業系はBCPに数年前から取り組んでいました。トレンドでしょうね。

で、いざコロナ来ました、対処できたか?

できていないですね。


IT系企業はCEOのトップダウンで柔軟かつ迅速に対応できている印象ですが、大企業の動きは遅いし、後手後手な印象でした。

GMOの熊谷さんは、名を上げましたね。

行動が早かったし、成功モデルをビジュアル化してくれた。

人格者だし、応援しちゃいます。

そして、大企業は歴史がある≒しがらみもあり、後手後手にまわっちゃうのは構造上、仕方ない部分もあります。中にいる人として、実感できます。

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保険をリモートするには?

本題に入ります。

問題提起:保険をリモートできるか?

その答えは、ITシステム×組織 次第なのかなと。

前述の小坂さんが言うように、技術的な問題はITで解決できます。

まず、ペーパーレスにします。工程(プロセス)管理をネットでできるようにします。電子決裁&決済にします。。。

と、事故の受付、損害確認そして保険金支払いまでの工程管理をIoTでもICTでもAIに任せることができれば、人間の仕事を助けてくれて簡単になっていきます。楽ですね。

ここで、仕事がAIに奪われていくとか書くと、悲観的になりすぎる人がいるかもしれないので、人間の仕事を助けてくれる、という書きっぷりにします。今日は。

結論は、ITシステムを整えれば、リモートワークを可能とする土壌が整います。


次に、組織 です。

組織という抽象的な書き方をしましたが、組織風土、カラー、組織のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)とも言い換えられるかもしれません。

企業そのものですね。

ITシステムが整っても、それを使うのは人です。(現時点では)

シンギュラリティはまだ先です。

今でしょ

なので、そもそもITシステムの導入コストを鑑みて、導入するかどうかを決めるのは人です。経営陣ですね。

組織風土は重要です。会社そのものですから。

保険金支払部門=事故対応を売りにしている保険会社はたくさんあります。上記の人間の関与を極小化できる素敵なITシステムの導入を考えている保険会社が、今まではお客様の声を聞き、不正請求と戦い、保険金支払を泥臭く人間臭くしていることを売りにしている保険会社だったとします。

ある日、ITシステムを導入したら、保険金支払部門はスマートな対応に変わって、それは人間味が減っていくことを意味します。良くも悪くもです。

180度の方針転換と言えるかもしれません。

IT系や外資はドラスティックに最適解の選択をできそうですが、日本型企業はどうなんでしょう。

今までやってきたこと、投資してきたサンクコストへの未練を捨てきれず、ITシステム導入の英断ができないかもしれません。

中途半端に段階的に導入なんて、日本人が好まない劇的な変化を避ける折衷案を選択することもありそうです。(個人の見解です)

だらだらと書きましたが、組織はある意味、生き物であり、面倒な生き物です。

ホリエモン @takapon_jp が、もう会社は作らない。社長はやらない、って話していますが、理解できます。

組織は面倒くさい

これは真理かなと。

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それが面白いというか、人間味が組織にあって、愛着が生まれロイヤリティにつながることもあるんでしょうけどね。


・・・

なんか、方向性間違えたかもしれません。

実は、ちょっとリモートワーク導入の実務的なことを書こうと思って、冒頭書き始めましたが、すっかり導入への障壁について書いてしまいました。

IBMのワトソン君とか、ブロックチェーン決済、損害額のAI判定とか劇的に仕事を変える、すでに変えている基幹システムがあるんですよね。

伝えたいのは

保険×リモートワーク

を可能にする「技術」だけど、そんなの興味があるのは一部の人くらいかな?

小坂さん(金融保険系の人) @70kosa さんとか

増山 啓 Kei Masuyama @KeiMasuyamaさんとか

てっち @iasat さん

の3名くらい??笑



日誌だから、いいですよね、好きなこと書いて。

構成考えて書き始めている訳ではないので。。

今日のnote 自己採点 65点くらい?笑


結論:

何が言いたかったかと言うと

リモートワークはお金があればすぐにでもできるけれども、組織風土というしがらみだったりがあるから簡単じゃないよ、

ってことです。


今日の内容難しいなって、もし、思った人は「安心してください」

「保険日誌」を継続的に読んでいけば、わかりますよ!!

損害保険会社勤務10年超、米国MBA修了(社費で)して経営人材になることを会社から期待されながらも、企業内での起業家精神を持ち続け、2020年4月からは新しい部署でのチャレンジを認められた30代男性の生き方に興味をお持ちいただける方は、ぜひフォローをお願いします。


第3回をお楽しみに