見出し画像

2020年2月 鹿児島本屋巡り 1

はじめに

2020年 2/22~2/24で鹿児島へ行ってきました。そのうち初日・2日目に本屋巡りをしてきましたので書きます。

鹿児島を選んだ理由

今回遠征先に鹿児島を選んだ最大の理由は、2/23の本屋と一切関係のない交流会への参加です。実際は遠征日程は交流会開催前に決まっていたのですが、たまたま鹿児島にいる時に開催することになってたのです...まあ、会場のお店がなかなかいい場所だと紹介してもらったので、それは行かねばとも。本屋巡りサイドの理由では、そんなに情報が入ってきていない(多分アンテナを張れていない自分が悪い)地域の本屋事情を見てくる、というものでした。宮崎も自分ではまだ情報をキャッチしきれていないので、そのうち足を頼りに本屋巡りするかもしれません。

鹿児島へ

今回は羽田を9時台に出る便で鹿児島へ。いつもとは違いかなりゆっくりの出発でした。羽田~鹿児島、結構本数があって驚きでした。

今回はこんな席で。普通席ですが非常口の真横。足はかなり伸ばせるのですが、緊急事態では真っ先に協力しなければいけない席です。鹿児島へのフライトは順調そのもの。昨年の沖縄帰りのように気流が乱れるなどは一切なかったです。機内でちょうどチェックしていた古本屋の開店日が2/22ということを知り、営業時間を聞いた後に本屋巡りのリストを微修正。

1軒目へ

鹿児島空港から鹿児島中央へバスで移動し、ホテルに荷物を置いた後、行動開始。市電に乗って朝日通へ。左手に山形屋を見ながら下車し、名山町へ。

今回1軒目は、レトロフトチトセの中にある古本屋、古書リゼット。ここを最初にしたのは大正解でした。古書店、というよりもレトロフト各店舗の廊下に棚があり、奥にカウンターがあるという構成。カフェなどもあり、ここだけでゆっくり1日過ごすという贅沢な時間の使い方もできそうですが、三度の飯よりも本屋か鉄道である自分には、「何が何でも何もしない日を作る」と明確にしなければこんなことはできそうにもありません。迷いながら本を選びつつ、ちょっとカフェで休憩してまた本探しをする、なんという贅沢な...

棚は郷土本だけでなく、本についてや文芸書などもありましたが、絵本等の児童書にかなり力を注がれていた印象でした。本を選んで会計、軽く話すつもりが少し長話。もともと谷山でやっていた話や鹿児島の本屋の状況など(新刊書店だと丸善・ジュンク堂書店・紀伊国屋などしかないなど)、1軒チェックが漏れていた店舗の情報をいただくことができました。ちょうど歩いて数分の場所だったので、2軒目に決定。この日は3軒の予定となりました。また、24日まで丸善でやっている古書市についてもお話をいただき、かなり幸先よくスタートを切れました。

最後に店主の方からレトロフトチトセ界隈である名山堀を軽く案内していただきました。ランチから夜のちょい呑み(と言いつつガッツリ飲んでしまいそう)まで、かなり面白い街に感じられました。また鹿児島に行くことがある場合は、名山町界隈で1日使ってみたいものです(何が何でも「今日は何もしないをするよ」と決めなければ...)

今回買った本

今回買った本は『日本の書物』(美術出版社)『児童文化書々游々』(出版ニュース社)の2冊。いつもどおり本についての本です。書誌学辺りを齧るためにも、この辺の蒐集は欠かせません...

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?