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2020年2月 鹿児島本屋巡り 2

2軒目

レトロフトチトセ内の古書リゼットを後にし、次の本屋目当てに街をぶらり。今回の行程では市電をそこそこ利用するために車内で1日券を買ってあります。600円で市バス・市電・カゴシマシティビューに乗り放題というかなりお得なきっぷ(2日目に1000円分以上は使ってます)なので、市電乗らなくても(天文館行くなら絶対乗ると思いますし、観光地行くにもカゴシマシティビューか市バスは乗ると思うので)、使わない手はないです。

ふらっと5分ほど歩いて次の本屋へ。

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ブックスパーチ 外観

今回2軒目はブックスパーチ。トマルビルというビルの1Fの内、手前側にある本屋です。奥には食事ができる店もあるので、食事の後に本を見るのもいいかもしれません。スペース的にそこまで量がないので、正直あまり棚はなぁ、と思ってましたがかなりいい本が揃っていました。郷土本もしっかり置いてあるのは個人的に嬉しいです。レジ向かいの棚を軽く見ていたら、ミシマ社。これは直ができる版元だから仕入れは難しくなさそう。書肆侃侃房の本。ここも直で仕入れできるのかも(福岡のajiro、行ってみたいです...)。『アルテリ』も揃っている。『アルテリ』と伽鹿舎の本を見ると、九州に来たって感じがしますね。特に伽鹿舎の本(一昨年辺りまでに発刊してた本は熊本と虎ノ門で全部購入済。『世界のすべての朝は』の特装版、ほんと装幀がいいです...)。『多田尋子小説集 体温』(書肆汽水域)、これはここ数ヶ月都内とかの本屋で話題になっている本。こちらでも見れるとは。。。『タコの心身問題』(みすず書房)。定価販売でしたし新刊。みすず書房の本を仕入れているとは...話を伺うと取次と直の組み合わせで新刊仕入れも行っている模様。この規模なのでやはり買い切りでしょう(棚を見てて使っているのは子どもの文化普及協会か八木書店の2択までは絞れてました)。その辺の話も聞きつつ、ここでも丸善での古書市の話をしてもらう。今回の鹿児島遠征、本命は「つばめ文庫」でしたが、遠征初日は南さつま市でイベント出店のため、行くことができず...次回の課題です。

ついつい本屋やっている人に「どうして本屋やろうと思ったのですか」という質問をしてしまいますが、快く答えていただけたのはホッとしました。


今回買った本

今回買った本は『オリエント・エクスプレス物語』(中央公論新社)と『古書礼賛』(青弓社)の2冊。もしかすると『古書礼賛』はダブリを買ってしまったかも。


2020/03/11夜追記

上に書いた本、別の所で買ってました。2日目に行った本屋で買った本なので、とりあえずはここに書いておきますが、訂正版も書いておきます。

【以下訂正】

今回買った本は『中国やきもの紀行 景徳鎮』(平凡社)と『書誌学の回廊』(日本経済新聞社)の2冊。焼き物ネタの本も徐々に集まってきました。個人的に青磁は好きな部類なので、もう少し勉強しておきたいものです。


今回話題に載せた本は↓


版元伽鹿舎は↓


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