プロティアン・キャリア

法政大学キャリアデザイン学部の
田中研之助教授の著書
『プロティアン』を読んで感じたことを…

プロティアンとはギリシャ神話の神
プロテウスが語源で、

環境の変化に応じて変幻自在に、
思いのままに
姿を変えることができるキャリアを
「プロティアン・キャリア」と

ボストン大学経営大学院の
ダグラス・ホール教授が
1976年に提唱した概念のことだそうです。

先日、ある会合で
久しぶりに会った友人から
「今は何の仕事をしているのですか？」と
尋ねられました。

こんなことを言うと
私は職を転々としているように思われますね。

しかし、
それは環境に応じて
変わっていかざるを得なかったのです。

私は大学を卒業して旅行会社に就職し、
21年間勤めました。

旅は色々な意味で人と人を繋ぎます。
そこに魅力を感じていましたが、
IT化が進むにつれ、
旅行会社の業務がシステム化していきました。

人が介入しない業務に
魅力を感じなくなった私は、
独立して海外視察セミナーの仕事を
メインにした事業を立ち上げました。

しかし、それからも
リーマンショックなどの経済的な変化、
東日本大震災などの環境的な変化、

そして、
今回の新型感染症の世界的な蔓延と

世界は目まぐるしく変化しています。

もちろん、
その変化に適応していかなければ生き残れません。

私が海外視察セミナーの仕事だけに
固執していたのでは、今頃生きていません。

独立して丸13年、
それは激動の13年でもありました。

そして、
これからも時代の変化とともに
私自身も変化していくのだと思います。

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