マツメイラス松田

プロサッカー選手……という夢は叶いませんでした。 サッカー解説者を目指して色々頑張って…

マツメイラス松田

プロサッカー選手……という夢は叶いませんでした。 サッカー解説者を目指して色々頑張っていたら、 アニメ制作会社に拾ってもらいました。 今はBesiktasのスタジアムにオフィス借りて働いてます。 アニメでサッカー沸かせて、その熱で世界沸かせたいな。

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  • ぶらぶらブラジル

    2014年。 会社も辞めてサッカー王国ブラジルに向かった男の35日。 「サッカーで飯が食いたい」 その一心で向かった地球の裏側は、人懐っこいラテンのリズムに溢れていた。貧民街での出会いや個性的な人々との対話を通じて、元サラリーマンはやがて、ひとつの職業を目指すことになる…… みなさまも是非、「サッカー」「友情」「出会い」に彩られたこの数奇な人生の証人になってください。

  • Player Analysis

    サッカー選手を個人的見解から分析。 解説業の勉強がてら更新しています。 際どいことを書いた物に関しては、恐縮ながら有料で公開予定。

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旅立ちの日。

2018年7月17日 7:00 起床。 モスクワは曇り。 この都市は急に晴れ、よく曇り、 そしてもっと急に雨が降り、止む。 空気はとても乾燥していて、喉が常にやられる。 だが、人はとても優しい。 そんなこの街と、今日でお別れすることになるのは少し寂しい。だが、感傷にも浸ってられないミスをした。7/18だと思っていた僕の帰国便が、実は1日前の17日だと書類で確認したのは昨日のこと。 危なかった。 最後の最後で、飛行機に乗り遅れるところだった。 今回、どの乗り物にも乗

    • 「男子たちよ。アジア杯決勝の観戦に女子を誘わない手はないぞ」

      『モテるスポーツ』の正体 僕が小学生の頃、1冊の恐ろしい勧誘誌が送られてきていた。進研ゼミが何故か住所を特定して送ってくる、あの「リア充漫画」である。 若い子は知らないかもしれない。 「進研ゼミを始めたらテストは毎回高得点! 部活もレギュラーで活躍! 女子からの注目も独占! めっちゃモテるようになった!!」 …という夢のようなストーリーが描かれていた。 僕は、この漫画を読んでは「進研ゼミさえやればモテる」という生温い妄想を抱き、親に申し込み用紙を

      • Player Analysis(J League)

        【選手データ】 大崎 玲央(おおさき れお)選手 1991年8月7日生まれ(27) 187cm / 82kg (Wikipedia調べ) ポジション : CB / DH 【所属チーム】 2014-2015 Carolina RailHawks FC < NASL(アメリカ2部)> 2016 横浜FC <J2> 2017-2018 徳島ヴォルティス <J2> 2018- ヴィッセル神戸 <J1> ※ NASL (North America Soccer League) 「北米

        • モスクワ大返し。

          10:30 20回は歩いたであろうこの駅へ続く道も、今日で最後だと思うと流石にセンチメンタルな気持ちになる。駅に着くまでを目一杯楽しんで歩いた。駅に着くと、係りのおじさんに言われる前に荷物検査の機械へ向かった。素通りするには、さすがに荷物がデカすぎる。 W杯が終わり、警備体制は明らかに緩くなった。 改札前におじさんたちが立っていることが無いときもある。 この駅ナゴルナヤも例外ではなかった。 おじさんは、検査機械のそばに置かれたパイプ椅子にどっかりと腰掛けていた。だが、僕

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          2014年3月1日 無職になった日

          3月1日、無職になった。 ブラジルに行くための準備をしなければと心は焦るが、実際どうすればいいのやら……。本当にブラジルに行けるのだろうか……。 「1冊でわかる!CD付!!」と書かれたポルトガル語の参考書を買ってみた。 参考書をパラパラとめくっていたら、最後のページを思わず二度見してしまった。「こんな時の一言」というページに2つの例文が紹介されていた。 Socorro!! (ソコーホ) 「助けて!!」 Pode levar o que quiser, mas na

          2014年3月1日 無職になった日

          2013年12月15日 東京、退職願い

          「宜しくお願いたしましゅ」 お辞儀をしながら、おきまりの挨拶をするも少し噛んでしまった。間の抜けた言葉が、エレベーター内にこだまする。目の前のクライアントは、どんな表情をしているだろうか。 少しおかしな雰囲気にはなったが、幸いエレベーターには僕しか乗っていなかった。ゆっくりと扉が閉まっていく。エレベーターが動き出すまで、お辞儀で伏せた顔は上げなかった。これは7年前、入社したての頃に覚えたマナーだ。 20人は入れそうな広い空間を、いつも持て余してしまう。だから、壁沿いにあ

          2013年12月15日 東京、退職願い

          まえがき

          今更だけど、ひとつだけ想うことがあります。 「なんで僕は、あんな無謀とも思える旅に  出る決意をすることができのだろうか」 サラリーマンを辞めて、向かった先が地球の裏側。 再就職よりも、航空チケットを探して。 日本で生き抜くためのゴハンを探す前に、 ブラジルで生き延びるためにパンを求めた。 いろんな人にビックリされて、呆れられて。 辿り着いた異国の地で言われた言葉は、 「あぁ、お前も”その口”か」でした。 そんな、ちょっとヘンテコで、てんやわんやで、 だ