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心の容量について妻と話した
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著 エマ・ヘップバーン、訳 木村千里
昨日子どもたちが寝た後に、妻がこの本がおもしろかったと紹介してくれた。
妻は心理学系の本が好きでちょくちょく読むのだけど、これは今まで読んだ中でもわかりやすくてストンと腑に落ちたらしい。
心のキャパがジャム瓶だとして。
そこに溢れるほど疲れやストレス(=苺)がたまると、心に限界がきてしまう。
自分のジャム瓶の大きさを把握したり、自分にとっての苺は何か、ジャム瓶を大きくするにはどうするかみたいなことが解説されてる本だそう。
その流れで、「私の場合はね」と話してくれた。
妻は生理前になるといつもなら怒らないことも今日は怒る、みたいなことがあるのだけど、それはこの例えでいうと「ジャム瓶の大きい日と小さい日がある」という状態だそう。
だからジャム瓶が小さい日は、少しの苺ですぐに溢れてしまうそうだ。
私は(というか男は)ホルモンバランスが定期的に乱れるということがないので、あまり自分のジャム瓶の大きさが変わるという感覚がない。
だから妻がイライラしてる日も、「ジャム瓶の大きさは変わらないけど苺がある程度詰まっている日」なのかなと想像していた。
ジャム瓶自体が小さいのとジャム瓶に苺が詰まっているのは、少しの苺で溢れてしまうことには変わりないのだけど、似てるようで少し違う。
おいしいものを食べたり好きなことに没頭したりしてリフレッシュすることで、苺を減らすことはできる。
でもこういうことでジャム瓶の大きさを変えることはできないのだ。
今まで私は、安易に「気分転換しよーぜ」と言って全て解決したがっていたけども、それはナンセンス。
そういう問題だけでもないのよ、ということがわかった。
自分も相手も責めず、コントロールできないことは黙認するが吉。
コーヒー飲みながらなんかそういう話をした。
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