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2023年夏、長崎帰省(写真日記)

8月6日

到着ゲートを出ると、まず和紙でできた人形がお出迎えしてくれた。右の子をよく見ると、右肩と右手首と左足が撃ち抜かれている。でも彼女は穏やかな表情で何も言わないのだ。
長崎空港、規模は大きくないが実は世界初の海上空港らしい。海にポツンと浮かぶ空港。地味なところですごいのがなんとも長崎らしい。
本日のアイスはあずきバー。実家の畳で食べるアイス最高。久しぶりに食べたら想像より固くてびっくりした。鈍器。
家がマンションでできないので長崎でする手持ち花火を楽しみにしていた娘たち。よほど楽しかったのか「花火を作った人にありがとうって言わなきゃね」と言う次女。

8月7日

本日のアイスはガリガリ君の梨味。蚊取り線香に火をつけるチャッカマンがないからコンビニで買ってきてくれんねと言われたついでに購入。道中に蚊に刺される。
長女の宿題の絵日記。先日の花火大会のことを書いてた。「まわりば暗くせんばね」とか「花火はもっと中心からこう!」とか勝手に色を塗りだす始末の父。欲しいとも言ってないのにどんどん食べ物を寄越してくるし、ああ実家だ…と思う。断ってもやめないわんこ蕎麦みたいな人だ。
娘たちの学習ドリルと誕生日プレゼントの服を買いに夢彩都へ。15分抜け出して散歩してみた。出島ワーフ周辺はお金持ちの私有ボートや帆船が停まってる。ここで酔っ払いが海に飛び込むところを何度か見た。
長崎港ターミナル。ここから五島や軍艦島へ向かうフェリーが出る。大波止(おおはと)といういかにも波止場な地名をしている。
実家に戻り、今度は一人で浜の町へ来た。目的はアイツ。
観光通り
浜の町アーケード
思案橋電停
思案橋の入口
思案橋横丁(飲み屋街)
目的のアイツことレモンとんこつラーメン。長崎に帰るたびに必ず食べるくらい愛している。なぜこの写真を一眼で撮れなかったかというとお店の中でカメラを出すのが恥ずかしかったから。
家に帰るとすぐに「はいよっ」とちゃんぽんが出てきた。実家のちゃんぽん好きだけど。好きだけどさあ。心頭滅却して食べた。
19時くらい。やっと日が落ちてきて、鍋冠山公園に行ってみた。高校時代、毎日見ながら帰ってた景色をまた見たくなったのだった。
平地が少なく、山の中腹くらいまで家が建っているので夜景が映える。街の明かりが灯りそうなギリギリの時間だった。
女神大橋。長崎港の入口にゴールテープのように架かっている。手前には造船所がピットインみたいに構える。

はたして私は何キロ太って帰るのだろうか。実家の布団で身体が痛い。

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