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パリの移民社会とコロナウィルス

こんにちは!おはようございます!こんばんは!
パリでハンドメイド・ブランドを運営しているMAZです。

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渡仏から今日でちょうど1ヶ月目。

正直1ヶ月くらい経つと少し疲れも出てくる。
観光の時に見たホワイトなパリとは異なる。ブラックなパリが見えてくるからだ。

ホワイトなパリとはルーブル美術館はじめ世界の美しいものが集まり、夕暮れ時にキラキラ光るエッフェル塔を見ながら(観光客の)ほぼ全員が憧れを抱いてしまうパリ。

ブラックなパリは1ヶ月間でじわじわと感じてくるパリ。まず初めにメトロに乗っていると様々な人種の人々が乗っていて驚く。

初期の段階ならここは人種の坩堝なんだ素晴らしいと思える。

けど、暫くすると、駅で物乞いするのはシリア難民の人だし、治安が良くない地域を歩けばアジア人も含めた有色人種と呼ばれる人が多い。

今はコロナウィルスの時期だからか、(アジア人の顔だけどどこの国かわからないと言われる私の顔が)ただ物珍しいのか、アジア人の顔をした私をジロジロ見てくる人もいる。

パリが移民社会と言われる所以をアジア人である自分を通してヒシヒシと痛く感じてくる。

そして日本では感じたことのないマイノリティーである自分を感じて寂しくなり心細くなる。

ただ自意識過剰かもしれないが、そして恥ずかしいことだと思うが、途上国にいた時は自分は援助に来てます。

日本は多くの支援をしていますと、自分が圧倒的にマイノリティでも割と胸を張ってた街を歩いてた気がする。(ただ援助は当然のことで偉いことではないし全てのことに貴賤はないと思うから無意識にこのマインドでいた自分の事は非常に恥ずかしいのだけど。)

パリでは(コロナウィルスも手伝ってか)アジア人である自分を卑屈に感じてしまう時が時々ある。それが少し辛くなってくる主な要因だと思う。卑屈になるのもおかしいよなと思考がぐるぐるしたり。

要は、移民である自分に慣れてないのだ。

ただパリの良さはそれでも尚残ってる。

移民の人たちが朝早くからバス停や道を掃除したりする姿や物乞いをしたり生きているのに必死な姿には尊厳があって自分の身が引き締まるし、今日の朝も電車の扉が目の前でしまった私のために移民であろうおじさんたちが無理矢理扉を開いてくれた。


そうやって移民だからというよりはパリで住む仲間だからと人種関係なく助け合ってるなと思う瞬間も物凄くたくさんあって、日本のように建前や本音がなく本音だけでみんなが精一杯生きてるこの地をやっぱり好きだなと思う。

【今日のフランス語】
電車内のゴミを捨てるなっていう看板。
個人的には看板の中にチラシの紙が挟まってるのも面白いなと思う。日本ではあまり見かけない自由さだと思う(良い悪いは別にして)

abandonner ses déchets dans le train
電車内でゴミを捨てる事

c’est dégrader la propreté des espaces de voyage
電車を汚すことになります。

c’est aussi négliger le confort de tous
また皆様の快適さを奪っていることにもなります。

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良かったら覗いてもらえるととっても喜びます♡

宜しくお願いします!

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それではまた!素敵な1日をお過ごしください。

若しくは、

1日お疲れ様です!今日も頑張りましたよ!

ご自身をいたわってゆっくり休んでくださいね!


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