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2020年1月26日 20:31
「1週間終わったぁ。疲れたぁ。」金曜の夜、地下鉄のMairie d'Ivry駅の地上に繋がる階段を重い足取りで登っていると、前から強い香水の匂いがした。「あ、この匂い。」前を見ると男性のように体格の良いヒョウ柄のファーコートを着たアジア人とおぼしきマダムが階下に向けて急いで階段を降りようとしているところだった。周りの人が暗い足元に注意しながら前かがみで階段を降りる中、そのマダムだけは、