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しがない女の人生2021

これはKyash Advent Calendar 2021 16日目の記事です。


はじめに

こんにちは、Kyash Peopleチーム Recruit のまゆゆです。

初めてのKyash社アドベントカレンダー執筆ということで、当初は普段の業務についてアウトプットしようかなと思っていたのですが、ある日なんとなくTwitterでつぶやいたことに自分自身ハッとさせられました。

2021年はキャリアと人生にめちゃくちゃ考えさせられた1年でもあったので、今年を締めくくる自分のテーマを書きたいと思いました。

2021年はこのようなアウトプットがあったりもして・・・

特にインタビュー記事の方は外部のアウトプットということもあり、多少ネコかぶってしまった感があるので、このアドベントカレンダーは2021年の集大成として本音ベースで爪痕を残していきたいと思います!

とはいえ、わたしは雑誌のVERYさんやSTORYさんに取り上げられるようなキラキラしたワーママでもなく、川崎市の丘の上で髪の毛を振り乱して日々なんとかやっていて、スタートアップで採用人事としてチョットだけ頑張ってるだけなのですが、この記事を読んでくれた全ての女性がすこしでも共感してくれたりしたら、2021年は丸儲けだなと思います。

働くことそのものに絶望していた2019年の私


私がKyashと関わり始めたのが2019年の11月。
その前は別のスタートアップ企業で働いていました。同じ年の春から約2年間の育休から復職をしたのですが、復職は本当に大変でした。

当時は自分に全く自信も持てず、働くことそのものに絶望を感じていました。

紆余曲折あり、Kyashに初めて関わったのは時短の派遣としてがスタートだったのですが、雇用形態関係なくKyashでは本当にたくさんのことにチャレンジさせてもらえましたし、今もしています。
当時の経緯などはこちらの記事をお読みください。


ひょんなことからKyash CTO(当時EM)のzakiさんとお話しすることがあって、
「自分に全然自信もないし、自分のいいところや強みが全くよくわからないです」と30代半ばにして厨二病っぽい心情を吐露したところ「Kyashにきてる人で何もできない人はいないよ」と言ってくれたことがありました。
これはとても嬉しかったです。
(後日談として、残念ながらご本人はこのエピソードを覚えてなかったらしいです。笑)

自分なりに必死に走り抜けてきたこの2年間

新型コロナウイルスによるパンデミックもあって、
ほとんどがオンラインで仕事をしなくてはいけない中、振り返ってみると本当に全てが秒で過ぎ去って行きました。

2020年の夏にはオンラインイベントに登壇したり、いつもお世話になっているFindyさんのインタビューであまり中身のないことを話してしまったり(今はもう少し深みのある話ができるかと思います)

2021年に入るとなんだかガラッと採用トレンドも変わり、今年は特にエンジニア採用が厳しいなと感じる一年でもありました。

開発の忙しさも相まって、エンジニアメンバーが採用活動に多くの時間を割くのが難しいという課題が生まれ、思い切ってまるっとスカウトをまかせてもらったことは今年やってよかったことのひとつです。

スカウト活動についてはこちらのnoteをご参照ください。 

なんとなくでしかわからなかったことを、協力してくれるエンジニアチームから色々な情報やナレッジをシェアしてもらったり、自分でキャッチアップをしたりして、自分が見つけた候補者さまにオファーをお出しできるまで、なんとかリクルーターとしても少しは自走できるようになってきた手応えを感じています。

ただ正直な話、今年は特にエンジニアポジションの採用活動が成果に結びつかなかったケースも多く、今の私はまるでカウンターパンチを食らいまくった試合後の満身創痍なボクサーのようです。

余談ですが、Kyashに関わり始めたころまだ丸くてころころした2歳児だった息子も、今や4歳。
ここ一年でグッとシュッとしてきました。

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働いていてよかったなと思うこと

2年育休を取得して毎日子どもと過ごす中で、はじめての経験ばかりで、あの時間は本当に濃密でした。
働かない選択肢もありましたが、心のどこかでは子どもはいずれ大きくなるのだから、きちんと手放せるように自分の世界を作っておくことは大事だなと考えていました。
自分の世界とは人それぞれですが、私は仕事を選びました。

仕事は子育てとはまた違う大変さがありますが、同じ目標に向かって色んなメンバーと意見を出し合いながら物事を前に進めたりするのが単純に楽しいなと感じます。
この楽しさはもし復職していなかったら味わえなかったかもしれません。

復職をして、なんとか仕事と家庭が回り始めてきたなぁと感じるまでに3年くらいかかりましたが、最近はようやく「自分働いてるし、もし何かあってもまぁなんとかなるでしょ。」と思えるようになりました。
どっしり構えられるのも仕事をしていてよかったなぁと思うことのひとつです。

とてつもなくしんどいこともある


包み隠さずいうと、今すごくしんどいです。

私は元々時短の派遣でKyashと関わっていましたが、2021年の7月にKyashに正式メンバーとしてコミットしていくことに決めました。
10月の前半くらいまでは大変だけど楽しい気持ちの方が圧倒的に勝っていましたが、やっぱり正式なメンバーとなると見えてくる景色も違ってくることもありますよね。
頭では成長過程だとはわかっていますが、それでもしんどい。笑

これはKyashの課題でもありますが、これだけの良いサービス、優秀なメンバーを支える人事チームがほとんどいないこと。

私は本来の採用活動にフォーカスしてそこで自分のバリューを発揮したいのに、ボールが浮いてしまいがちな細かいタスクもゴロゴロ転がっていて、自分の本来の役割が果たせていないことがとても歯がゆく辛いです。

でも希望もあって、幸いにもこの12月から私のとても信頼しているかつての同僚が人事責任者として参画しているので、彼とこれから一緒に新しい人事チームを作っていけると思うと、ワクワクします。

なぜKyashで働いているか


基本的な考え方として、
以前こちらのnoteにも書きましたが、せっかく健康体で生まれたのだから、仕事を通して少しでも何か社会貢献ができたらなという気持ちが根底にあります。

何度もしつこいですが、いましんどいけれど、一周回ってKyashのプロダクトやサービスが自分は本当に好きだし、大好きなメンバーが一生懸命に頑張っている姿をみていると、皆のために早くいいチームを作りたいと心の底から思います。

そして何より、Kyashのサービスは未来を作っているということ。
わたしも人の親なので、いまの子どもたちの将来のことを考えると、日本はもっと明るくなってほしいなと思っています。

世の中を便利にするプロダクト、サービスはたくさんありますが、その中でもKyashは私たちの生活になくてはならないお金を通して日本の金融のあり方を変え、人々の生活がより豊になっていく世界を目指しています。
Kyashというサービスを通して、今の子どもたちのために何かできることをと常に心の片隅において、仲間集めを頑張っているところです。

少しでも彼らが日本に生まれて良かった、日本で生活できて幸せだと思ってもらえるようなきっかけになるプロダクト・サービスとしてKyashを成長させるためにも、わたしはKyashの採用をもっともっとやりたいです。
なのでこれを読んでくれているマネージャー、経営陣の皆さんどうぞよろしくお願い申し上げます。笑

しがない女から働く全ての女性へ伝えたいこと

育休から復帰して来年で4年目を迎えようとしています。

2年間というブランクはとても長くリカバリーにとてもエネルギーを費やしましたが、今となっては2年間の育休も、そのあと仕事と子育ての両立に悩みすぎ、体調を崩したりして辛かった期間も、全てが私の人生の財産です。

あの辛かった期間があるからこそ、いま人生や仕事に対して前向きでいられるのだと思います。

悩みや苦しみの中にいるときは分からないけれど、振り返れば意味のないことは何もないですね。
人生に起こることには全て意味があるのだなぁと学ぶことができました。

でもせめて私と一緒に働くママたちや、周りの友達には同じ苦しみをあまり味わって欲しくないので、できる限りの手は差し伸べていきたいと思っています。

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