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部下や後輩が主体的に動く5つのポイント

「部下や後輩が言った通りにしか動かない」「指示以上のことをしない」「もっと主体的に動いてほしい」──こんな悩みを持っていませんか? 組織の中で働いていると、誰しもが一度は経験することかもしれません。

その時、「うちの部下はダメだ」と思ってしまうことはありませんか? 実は、部下が主体的に動かない理由は、リーダーの伝え方にあることが多いのです。必要な要素を伝えていないために、彼らは動けないのです。

まずは部下や後輩を責める前に、自分の伝え方を見直してみましょう。では、部下や後輩が主体的に動くために必要な要素とは何でしょうか?

1. 仕事の目的を伝える

仕事の目的、つまり「何のためにこの仕事をするのか」を明確に伝えることが重要です。目的を知ることで、言われた以上のことを自主的に考えて動くことができるようになります。目的がないと、ただ指示されたことをこなすだけになってしまいます。

2. 背景を共有する

その仕事がなぜ発生したのか、どのような経緯で自分に任されたのかを伝えましょう。例えば、「来年度の会社の方針が決まり、部長会議で我が部がこのプロジェクトを担当することになった」というように背景を説明することで、目標が明確になり、仕事の重要度が理解されます。

3. 理由を明確にする

「あなたにお願いする理由」を伝えることが重要です。絶対に避けるべきフレーズは「若手だから」です。若手だからという理由ではなく、具体的にその人にお願いしたい理由を伝えましょう。例えば、「君の分析能力が必要だからお願いしたい」というように、相手の特性や強みを理由に挙げましょう。

4. メリットを伝える

その仕事をすることで相手にどのようなメリットがあるかを伝えます。多くの場合、それは成長の機会です。どのような成長が期待できるのか、具体的に説明しましょう。理由と合わせて伝えると効果的です。

5. 日常からの人間関係づくり

日常的に相手との良好な人間関係を築くことが大切です。信頼関係があれば、主体的に動いてくれる可能性が高まります。ワンポイントアドバイスとして、朝の挨拶を活用しましょう。「〇〇さん、おはようございます。昨日のサッカー見ましたか?」のように名前を呼びかけて挨拶+一言の雑談をすることで、会話が広がり、関係が深まります。

以上、部下や後輩が主体的に動くための5つのポイントをご紹介しました。ぜひ試してみてくださいね。

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